【イラスト】だんじきセンザンコウくん

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 だんじきをするセンザンコウくんを描きました。つらそうですね。
 小さいセンザンコウさんは“断食ハイ”のうたがいがあります。お茶を飲ませるなどして落ちつかせるべきかもしれません。

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 今日はNHKラジオのお昼前の番組でYMOという日本のバンドによる「タイトゥン・アップ」という曲を聴きました。
 ものすごく久しぶりに聞きました。
 どれくらいの期間であるか覚えていませんが、ひょっとすると高校生の時以来。中学生の時以来ってこともありえます。
 当時のYMOって人気がもンのすごくありました。
 私の育った環境ですと、学校行事としてのバス旅行の際などではその時々のYMO最新アルバムを繰り返し再生させながらの移動というのが恒例でした。

 そんな繰り返しのループ地獄がワザワイしたのか私はちょっとYMOって苦手です。
 「聞きすぎた」のと同時に「楽曲のクオリティが高い」のも原因です。きっと。
 私が好きな音楽ってどうやら「楽曲に思い入れがあるがあまり、やり過ぎちゃった」みたいな感じなんですが、YMOといえばセンスの固まり。「ココまでだよね」って線の見極めという点では今なおトップクラス。国内のココロあるミュージシャンの規範となってるきらいすらあります。

 私の個人的な嗜好傾向のおハナシに戻しますが、 「濃い」「薄い」でいうと「濃い」方が好き。むしろ「過剰なものが好き」と言った方が正しいのでしょうか。
 たとえばちょっと前に当ブログのイラストのファイル・ネームとして拝借したTレックスの「地下世界のダンディ」。私には超ド級的にストライクですけど、ナイスなセンスをお持ちの方には「(歌メロも盛り立てるアレンジも)泣きすぎじゃないか」って感じかもしれません。そう思われてもしかたない。マーク・ボランがアヒル人間に限りなく近づいた瞬間です。

 ましかし、わかったような言葉を並べてしまいましたが当時の私はただの子供なワケで。自分の感じるYMOの楽曲とのちょっとした距離についてはバクゼンと感じるだけでした。
 具体的にいうと「おんなじシンセサウンド扱っててもYMOよりはジョルジオ・モロダーの方がグイグイくるな」くらいの感想ですよね。実に他愛のないものです。