地下の大合唱

the pride of the clan

 本日はマイルス・ディヴィス『ビッグ・ファン』を聞きました。
 涼しい1日に合う音楽だったと思います。

 「ゴー・アヘッド・ジョン」っていう曲の中間部のギターソロにファズがかかったり途切れたりする処理が面白かったです。
 遠近感を感じました。
 あれはジョン・マクラフリン氏がプレイしながら踏んだものなのでしょうか。
 私には事後処理のように聞こえたんですが。どうなんでしょう。

 「ゴー・アヘッド・ジョン」は「ジャック・ジョンソン」のセッションでもかなり練ったようで何テイクも入っていますが、やはり一応公式アルバムとして出すだけあって仕上がってる印象です。
 しかし私の場合ギター中心に聴きますので、どのテイクも好きですしイイなと思います。
 いろんなアプローチで試行錯誤したというところもわかってきて興味深いですね。

 あとは「Ife」って曲。
 この『ビッグ・ファン』というアルバムが好きな人にはなべて好評であるようなんですが、私もこの曲が一番高揚するかなと思います。

 腰を据えて聞きましたのでだいぶ『ビッグ・ファン』への印象が固まってまいりました。

 次はまだ私の中でアイマイな『キリマンジャロがなんちゃら』(タイトルからしてまだよくわかっていない)に進もうかと考えています。
 たしかあちらも「暑い感じ」ではなかったと思いますので今日のうちに手をつけたいです。