「リスくん」の着想については私の趣味をかなり反映させたモノになっています。
本日のコマに出てくる「ギロッポン」「ヒロオナ」っていうのはジェームス・ブラウンの名曲「セックス・マシーン」をパロディにしたような昔の日本の曲の歌詞から取りました。
中村ゆうじ「ファンキー・キング」ですね。
気になって仕方がないぞ!という方がもしいらしたら、ネット上の動画サイトなどで検索してみてください。
他もこんなネタばかりです。
本日、ひさしぶりにでて来たリスくんの前の彼女「ユッコ」ですけど、柴山俊之から来ています。
ユッコが巻いているストールは「マチコ巻き」として有名な「君の名は」からとっています。
本作ではユッコを大時代的に何かを背負った意味ありげな雰囲気に憧れる少女と位置づけています。
「君の名は」の脚本は菊池さんとおっしゃる方が手がけたそうで、日本のロック界で「菊」と言えば柴山俊之。花田裕之って方も周辺におられますし、もう決めたって感じで「ユキ」の字を頂いて「ユキコ(=ユッコ)」としました。
リスくんがユッコに缶紅茶を手渡すシーンがありますけど、もうお察しの通りでして、あれは「レモンティー」です。
おハナシを中村ゆうじ「ファンキーキング」に戻しますが、最後の方で沖識名(おきしきな)って名前が飛び出すアタリがまた楽しいですね。
私もこういった妙に語感の良い言葉が大好きです。
沖識名については日本のテクノポップユニットであるリズム・カラテが(多分イチ面識も無いのではないかと思いますが)切々と歌い上げる楽曲がございます。
こちらも気になる方は動画サイトにて検索してみてください。「リズム・カラテ 沖識名」
リズム・カラテはこんな感じの妙にフニャフニャしたモノが多いですね。
もっと「カラテ!」「もしタタカワバ!」って感じの曲は無いのかねって向きにはきのうも少し名前の出た「thee headcoatees」の「my boyfriend’s learning karate」をおススメします。
若い男女の歌ですが、後半に男の子の方がバシバシ叩かれているような音が入っていて微笑ましい曲です。きっと男の子が何かやらかしたんでしょうね。