マツモムシ氏が、小さなムカデを見つけたところです。
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以下はラジオ日記です。
NHK・FM「出会いは!みんようび」を聞きました。
聞き逃していた番組オリジナル曲「宿題の民謡」が聞けました。
とても楽しく華やかな曲でした。有名な曲からの引用なども盛り込み、地続きというか連続性を備えていて、連帯するぞって感じかなと思いました。
歌手の森口博子さんと三味線と合いの手の浅野祥さんの息もピッタリ、非常によく噛み合っていて普段のおしゃべりの時もそうですが、やりやすそうな親密な感じ。ベテラン同士なので合わせながら自由にする部分も頻繁にあるなと思いました。
民謡に関しては、NHK・FMの他の番組になりますが、「民謡をたずねて」で、現在、「島の歌巡り 沖縄本島編」が4回シリーズで進行中です。
私は2回までを聞きましたが、なんでも沖縄の民謡酒場で歌っている人たちがいるそうで、その人たちが歌う上で大切にしていることなどを聞きました。
人頭税やアメリカ占領下のことなども語られて、そしてまた当時にできた歌なども聞けました。良かったです。
もうひとつ別の番組になりますけど、宮古諸島のクイチャーや神歌、宴会の歌などを「音で訪ねるニッポン時空旅」で3回にわたって聞きました。これは非常に重要な回でありまして。私にとっても。
番組ゲストとしては事情に詳しいピーター・バラカンさんがご出演して知識の一端であるとか感想を述べていました。いろいろあったのですけど端的に言うと「ブルースだね」という感じ。私も同感です。たぶん多くの場合、日本の民謡を古いブルースを聞く耳で感じている感が濃厚です。私にしても。一周回っちゃってる感じですけど。
非常に納得のいくバラカンさんのコメントが次々に聞けました。しかし他方、思いもよらない観察眼であるとか、閉じていた目を開けてくれるような視点の提供はありませんでしたので今後もバラカンさんの番組を私が聞く必要はないなと確信を新たにもしたのでした。