「特 別 な 目!」の2コマ目です。
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ラジオ日記です。
先週の土曜日の夜に放送されたNHK・FM「クラシックの迷宮」を聞き返しました。
「夏のガムラン祭り」ということで色々と聞いた内容でしたが、良い内容でありまして。聞き返してみてもやっぱり良くて。
インドネシア音楽を中心にしたクラシック音楽。それと日本、沖縄という感じだったかなと思います。1889年のパリ万博とか。
私としては最後の方の2曲、西村朗さんの「ケチャ」。坂本龍一さんの「A Wongga Dance Song」が良かったです。両者とも若き頃の同時期に同じ学校で音楽を学んでいたのですけど、そこで教えていた小泉文夫さんからの影響が大きいという番組解説の片山杜秀さんのご紹介でした。インドネシアの音楽だけがどうっていうんじゃなくて、世界にある音楽を研究する姿勢みたいなことなんだろうと思います。私が知る限りにおいても確かに両者ともそうした好奇心、探究心はあっただろうし、またお二人とも仕事量も多かったので、どうでしょうね。一生かけても終わらないなっていう気持ちもあったかもしれないなと思います。
とりわけ「A Wongga Dance Song」についてはとても久しぶりに聞いたので懐かしさもあって動画サイトでもまた聞いてしまいました。かっこいいですね。これを聞いたのってもしかしたら私が20代の頃に付き合ってた彼女に借りたのかもしれないです。
シンセサイザーを弾いたり曲を作ったりするのが好きな当時の若い男女の特に女性の方が坂本龍一ファンだというのはもう本当にその頃は珍しくないというよりはもう必須条件みたいなものですらあったんですけど、私も当ブログにおいては尊敬されるべきポピュラー系音楽家に対する聞くに耐えない見るに忍びない罵詈雑言の数々を書き連ねたりしてまるで世間の風潮とは無関係を装ってはいるものの、坂本龍一さんという当時のシンセファンみたいなものがあるとしてそこに及ぼす影響の大きさね。そうしたくびきから逃れることはできないという、マそんな私であった、そして今もあるわけなのです。
今だとどうでしょうね。ああいうピアノも弾けてシンセサイザーを使っての影響もどデカいっていう人。グラミー賞もとってますからね。色々総合するとなかなか比肩しうるに困難って感じなのでしょうか。見た目も美しいっていうか映画に出られてましたからね。いやー。スゴい。