ギター環境再建状況〔10〕

 【エフェクター環境の進捗メモ(ギタリスト養成マシン編)】

 小さな機械を導入いたしました。

 エレキギターの練習に役立つ機械です。

 私の記憶では10年ほど前の発売だった気がするのですが調べてみるともう少し古いようです。ロングセラーな商品ですね。

 しかしさすがに今であれば他にもっと良い機械が売られているんじゃないかと思って探してみましたが、さにあらず。意外と比肩しうる製品の存在は見つかりません。

 おそらくスマホ上のアプリに取って代わられていると想像します。そこでアプリの類もいくつか見てみたんですが、あまりパッとしたものが見つからず。

 選択肢が他になければ仕方ありません。今回の導入に至りました。

 不満な点は「古い機械であるため対応している外部記録メディア(SDカード)が32ギガバイトまでである」という時代を感じさせる制約くらいです。私にとってはさほど大きな問題ではありません。

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 この「ギタリスト養成マシン」は簡単な伴奏ができます。コード進行がついておりましてテンポの調節ができます。

 リズムマシンとしても使えます。自分なりのリズムパターンを容易に組めるというものではないです。簡単な伴奏という存在であって私はこれをメトロノーム的な扱いとして使いたいと思っています。

 リズムパターンはあらかじめ多様な楽想が揃っていて音色は本格的なドラム音源です。聞いてみた感じ楽しく練習できそうです。

 私がこの機械を購入した最大の目的はココです。

 「ギター練習をする際にリズムが揺れるとマズい。メトロノーム的なものがあると良さそうだ。ドラムの音で鳴ればもっと良い」というものだったのです。

 下の画像は純然たるメトロノーム機能の画面です。こちらは「カチコチ」っていう普通のメトロノーム音です。

 調べてみると簡易的なリズムマシンでメトロノーム的に使えるものも結構なお値段がすることがわかりました。しかし購入しましたこちらの機械はドラムパターンが鳴らせるのはもちろんですけど、エフェクターを内蔵していて、ギターをつないでそれっぽい音色で演奏するのが可能なのです。なかなか便利そうです。

 既存の楽曲を取り込んでスピードを遅く再生させるとか、センターキャンセルの機能も有しているようです。カラオケ的な機能ですね。さらに良いと感じます。

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 将来的に当ブログはしばらくの間だけ「ギター練習ブログ」になる予定です。

 ブログに日々の練習を記録した音源を貼り付けて発表する場になります。

 急ごしらえでギター演奏をある程度こなせる水準に達したいのです。

 最初は全く弾けないと思いますが、そういうのも包み隠さず掲載していこうと思います。

 ほとんど見に来る人がいない当ブログだからできることですね。恥ずかしさも限定的ですので。

 最初はヘタな方が後になってから自分で聞いてみて楽しいと思いますので練習開始の初日から掲載しようと思っています。

 そんなワケでありまして。弾けないギターの練習でヘトヘトになりつつも、なるべく簡単に録音とアップロード処理に当たる必要があるのです。

 この機械は録音もできますし、ちょっとしたマスタリング(録音後の音量調整)もできるようです。ここまでを1台で完結できるという。なかなか他にないんですよね。競合機種が。くりかえしになりますが。

 別に「私の作品です!」って具合に楽曲を発表するのとは違いますので質的にもそこそこで良い。それよりも楽したいってことなのです。

 パソコンにつなげてのファイル転送も容易にできるようですし。

 もうずいぶん昔の機械ですので使用していた人の声というのもネット上に豊富にございます。それらを参照するに、あまり重大な欠陥もなさそうだと想像しています。

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 この機械には他の機能もございます。

 4トラックの多重録音ができるようです。なかなかにスゴいことです。

 それとマシン本体にマイクが付いておりまして思いついた楽曲アイディアを記録することも可能なんだとか。

 マイクはステレオで録れるらしいのですが、左右のマイク位置がそれなりに離れていますので一応のステレオ感は得られそうです。おそらくこの機械にとって生録的な機能はおまけ的な位置にあると思いますけど、割と期待しています。外に持ち出してなにか録音したいなと思っています。楽しそうです。

 あとはチューナーもついています。

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 以上、列挙してみますと未だに売られているというのがわからなくもない。

 まぁまぁの完成度があるようです。

 私としましてはシノゴノ言わずにとにかく使い倒そうと思っています。私は来年に還暦を迎えるわけですからアトがありません。長くて20年程度ですよね。この先ね。なんとか多少は弾けるようにしないと。

 修理に出してあるエレキギターもおいおい戻ってくると思います。あれ1本しか私はギターを持っていないので、あれがないと話が前に進みません。