あまり積極的には読まれたくないので過去ログに設置しました。
ギターを弾かなくなって久しい私がその環境を再構築しようとする足取りを記したものです。だいたい月イチで夏とか秋くらいまで続ける予定です。
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2024年5月22日
【エフェクター環境の進捗メモ(電源編)】
エフェクターに電力供給するパワーサプライとよばれる機械を購入しました。
目的は軽量化です。
エフェクターの電源をなるべくまとめたい。
たくさんのACアダプターを持ち運ぶのは大変だということでありまして。
エフェクター用としては大容量のものを買いました。
私の場合、デジタルエフェクターばかりで電気がたくさん必要です。
売られているものの中では2アンペアのものが一番多く電流を供給できそうなのでそれにしました。
残念ながら私が必要としているよりはちょっと足りなくて、一部のエフェクターは普通にACアダプターを使おうと思います。
値段的にはけっこう高かったです。
この先しばらく円安傾向が続きそうでありまして、海外製品であるこの機械は次の入荷分くらいから値上がりするような気がしてなりません。
現状でもけっこうな金額なんだからとお金ができてすぐに入手しました。
製造メーカーとしては定評があるっぽいです。
電源がしっかりしているならそれに越したことはないでしょう。
できたら電源関係についてはこの買い物を最後に残りの人生を乗り切りたいです。
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2024年5月29日
【エフェクター環境の進捗メモ(ヴォコーダー編)】
ヴォーカル用のエフェクターを購入しました。
ちょっと古い機種なんですけど新品で買えるうちにとお金が出来てすぐに購入しました。
主な使い方としてはヴォコーダー機能を活用したいです。
ヴォーカル用エフェクターは現状いくつか存在しているんですけどヴォコーダーまで備えているのはあまりないです。
楽器を弾きながら歌う人で、なおかつロボットみたいな声を必要とする人の数を考えると当然かもしれません。けっこう大変ですからね。
ヴォコーダーの場合、音程制御は楽器で行うので、“歌”というよりはクチというか口腔全体の開け閉めとかに留意する必要があります。フォルマントフィルターのうま味を最大限反映させたいのですよね。
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今回買ったこの機械は持ち運べる大きさですし軽量ですし音色メモリーが可能でありまして素晴らしいです。
中身はRolandのいわゆる「ヴォーカルデザイナー」の系譜だ思います。私は出始めの頃に使った経験があります。けっこう使いやすくて便利でした。
プログラマブルなヴォコーダーというのも案外少なくて、MIDIコネクタを備えて外部からのプログラムチェンジやコントロールチェンジを受けられる機種となると現状において多分これしかないと思います。
いろんなパラメーターを動かせるので楽しそうです。
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昨今のデジタルのヴォコーダーの質感はきれいといえばきれいですけど、かつてのアナログ・ヴォコーダーが持っていた味わいは少ないと感じます。
せっかくなのでコクのあるジュワ~っとしたヴォコーダーサウンドを出したいです。
スパークスっていうバンドの昔のアルバム「ナンバーワン・イン・ヘヴン」で聴けるような感じです。
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2024年5月29日
【エフェクター環境の進捗メモ(エクスプレッション・ペダル編)】
すでに購入済みの大きなマルチエフェクターにつなげるペダルを購入しました。
任意のパラメータ増減を足元で調節できるのです。
主に音色変化に使おうと思ってます。
マルチエフェクターの機械そのものにもペダルは付いているんですけど、たいていの場合、ペダルは右端についておりまして。私にはこれがツラい。
若い頃にスケートボードをしすぎた関係で左ヒザがちょっと悪いんですね。
左に体重を預けて右足でペダルを操作という行為が頻出すると痛みが出てくるという。
そんなワケでペダルを増設。左足で使えるようにしました。
これで安心安全。
他メーカーから出ている汎用ペダルではうまく動作しないのというので専用のものを購入しました。
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エクスプレッションペダルによる音色変化の可能性は現状において飛躍的に大きく開かれていると思います。
ジャズギタリストの井上銘氏がネット上の動画サイトで良いことをおっしゃっていて参考になりました。
Line6社制作によるHX Stomp、HX Oneの使いこなしという趣旨の動画内であります。
エクスプレッションペダルについて大きくさいての講話。ペダル開閉を多くのパラメーターに接続して音を動かす。あるいは演奏の補助とするという。変化幅を大きくとって劇的な変化を起こしてました。
エフェクトで自分の狙った通りの効果を期待する一方、自分で制御できない部分も残しておきたいという考えにしろ、未来的ギターサウンドの在り方に対する言及にしろ素晴らしい見識。私も大いに同感。
すごいエフェクターの“これはたまらん!”っていう部分はパラメーターを動かしている時に生じるものも多くあるというのが個人的な観測です。
音楽は時間軸上の芸術であり同一音色が推移していくさまは曲のテンポ感を押すにしろ衰えさせるにしろ取り組みがいのある分野だと考えております。
しかしギターを弾きながらエフェクターを操作するのは大変ですからペダルに多くを割り当てようと。
他の操作子も複数存在する昨今ではありますが一番現実的でしょう。価格の面でも。信頼性の面でも。
以上が今回エクスプレッション・ペダルを購入した理由なのです。
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できたらペダル開閉情報を大きいマルチのセンドリターンにつないだ外部エフェクターにも送って制御したいと目論んでいます。
エクスプレッションはコントロール・チェンジでいうCC#11ですけど、要は音色パッチごとに任意のMIDIチャンネルの設定を持てるのかが関心ごとです。まだ確認してないです。
面倒ではありますが、左ヒザ保護にもつながるので取り組まなくては。
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2024年5月29日
【エフェクター環境の進捗メモ(MIDIケーブル編)】
数十年ぶりにMIDIケーブルを購入しました。
エフェクター間を結んで複数のエフェクターが連動して音を処理する環境を作ろうと思っています。
システムの名前はもう考えておりまして、「ザ・ヒジクロ」と名付ける予定です。
シルバー・アップルズっていうアメリカの男性ふたり組の不思議なバンドがあったんですけど、大好きなんですけど、そのバンドの故シメオンさんが使っていた巨大な演奏装置の名前が「ザ・シメオン」って言ってたので、それにあやかろうと考えました。
「ザ・ミカワ」っていうのもすでに国内においては存在しておりまして。これはノイズミュージック界では世界的に有名な美川俊治(みかわ・としじ)さんのシステムです。
思うにこういうのはちょっと耳慣れない名前の方が引き立つような気がします。前例を見るに。そこで私のちょっと変わった苗字を押し出すと良いのではって思うのです。