マルチーズ帝国〔3〕

 今日は外出せず家でおとなしくしていました。

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 ラジオ日記です。

 NHKラジオ第1を聞いていました。

 ペンギンの羽毛は油でコーティングされていることを知りました。「ごごカフェ」より。

 「ひるのいこい」では、お庭の椿の花の蜜を吸いに来たのかなと思われるメジロの話題を聞きました。

 「ふんわり」では、作曲家で編曲家でもある林哲司さんがゲストとしてご出演されました。

 林さんは静岡県のご出身なのですが、富士市との関係も強く、現在も市内に存続するコミュニティFMの会社を立ち上げた人物でもあります。

 実は私もそのラジオに1度だけ出演したことがありまして、その際には林さんと同席しました。ラジオの企画で地元企業の音声CMを作って応募してください、という企画でした。

 非常にやさしくてよく気のきく方で、日本のポップス史においては大変な重要人物なのに、その人の目線に合わせて話をしてくださる方、という印象です。本日のラジオでも変わらずやっぱりそんな感じの方でした。

 かかった楽曲としては松原みゆきさんの「真夜中のドア」、杏里さんの「悲しみが止まらない」、原田知世さんの「天国にいちばん近い島」などを聞きました。私としては「天国にいちばん近い島」が一番好きな曲です。ちょっと不思議な感覚があるのがたまらなく良いなと思います。いずれも女性歌手のための曲ですけど、ご本人の表現したいものとしては男性歌手の方がより重要みたいなことをおっしゃっていたのが意外でした。

 作った楽曲が無事にヒットするとホッとするというお話などはヒット請負人としての重圧、その大きさが伝わってくるようで大変だなと感じました。おなじヤマハの学校で学んだという船山基紀さんも確か似たようなことをおっしゃっていたと思います。

 お二人とも自分の手がけた曲を話す際には「なぜその曲が多くの人に受け入れられたか」の分析がまず立つところが、きっといつもそんなことを考えているんだろうなと思わされるのでした。