甲府星人帝国〔05〕

 甲府星人がジュースを飲んでいるイラストです。

 となりで「ジュース分析ロボット」が細かく調べているところです。

 レトロなコンピューターっていう感じの筐体です。

 私の説ですが、地球にやってくる宇宙人というのはとりあえず地球がどんな場所か調べるという目的を少なからず持っていると思うんですよね。

 遠い場所からやってくるわけですしね。

 特に山梨県の甲府盆地というのは果物をはじめとして甘いものに強みがあると思うのです。

 山梨県のジュース。というとそれは「ハッピードリンクショップ」です。

 山梨や長野県のいたるところに設置されている自動販売機なんですけど、「ショップ」という名称を名乗っているのです。見た目としては道ばたに自販機が並んでいるだけです。

 山梨に隣接する静岡県にも少数存在しているんですが、無くなってしまう「ショップ」も多くて実態はつかめません。

 下のお写真は我が富士市内の高校の近くに存在した「ハッピードリンクショップ」です。高校の名前は「吉原工業高校」です。

 機械としては普通の自動販売機です。

 表示された文字を読むと「東海ビバレッジ」という会社が設置したものらしいです。山梨や長野で展開する本家の「ハッピードリンクショップ」は「フローレン」という会社のものなので、名義だけ借りているみたいです。

 山梨や長野の「ハッピードリンクショップ」は売られているジュースの値段がちょっと安いと聞きますが、比奈(ひな)店の値段は普通かなと思いました。

 記念にブドウのジュースを飲んでみましたがおいしかったです。

 掲載したお写真は今年か去年に撮影したものですので比較的に最近のことなんですけど、ネット上の情報によるともうこの「ハッピードリンクショップ」は存在しないということです。残念。

 今年の夏前くらいだったでしょうか。当ブログ上で「写真を撮りに行ったけど無かった」という記述をしましたが、実はそちらも「ハッピードリンクショップ」でありまして。「厚原(あつはら)」という土地の比較的に広い道ぞいにあったんですが、残念なことになくなってしまいました。

 あとは市内の平地の方にも1軒あったはずなんですが、そちらも無くなったみたいです。

 他ですと山梨の県境にも近い朝霧高原のミルクランドの近くにあったはずなんですが、こちらも無くなったとか……。

 ここ静岡においては絶滅傾向にあるようで心配です。

 いつか本場である山梨の「ハッピードリンクショップ」でショッピングをしたいものです。

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 関係ないんですけど「吉原工業高校」の脇には古墳がありますのでお写真を載せておきましょう。同じ日に撮影したものです。

 小ぶりな横穴式古墳といった感じですね。

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 戻しますけど高校のそばに「ハッピードリンクショップ」を設置した意図というのが私は気になります。

 もしかしたら山梨県に将来有望な工業系の人材を引き入れようと企んでいるのでは。

 甘い飲み物で若者たちを籠絡しようとしているのでは。

 いうまでもなく富士市にとっての金のタマゴたちでありますからそうしたわるだくみは見逃せません。

 そこで市内の他の高校の周囲にもアヤしい自販機が設置されていないか確認してみました。

 ネット上だけの確認ですので見逃しがあるかもしれませんけど、アヤしい物件はありませんでした。ひと安心です。

 しかしひとつあったのです。高校名でいうと「吉原高校」の通用門近くです。

 これです。赤い矢印は高校生の子達が通学する動線です。

 私は時々この道を利用するので下校する生徒さん達の姿を目撃しております。

 そこでこの自販機は何なのか。

 タマゴの自販機でした。

 自宅に帰って写真を改めてみて気づいたんですけど、左下のタマゴはこれは自販機の意味をなしていないんじゃないかと気になりますね。

 盗まれちゃいそうです。

 さらに近くに寄ってみましょう。

 かなり年季の入った機械です。

 それとタマゴかけご飯が食べたくなります。

 「本日1個増量中」の文字も見逃せません。

 「黄身がもう1個入っているかもしれない」という情報も得られました。

 おそろしいですね。

 ついでに高校の通用門の様子を見てみました。

 私にとっては地元の高校なんですけど、見たのは初めてです。なるほどねぇ。こうなっていたのか。奥まってるからね。

 しかし私に限って言えば高校生の子が卵を手にとってストローをさしてチュ~チュ~吸いながら帰宅するところは見たことがありません。

 あるいはお昼にここで卵を購入してお弁当にかけて食べたりしているのでしょうか。さらなる調査が必要だと感じました。

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 日記です。

 午後に外出した際のお写真を載せておきます。

 日が傾き始めた頃のお写真です。

 今朝のことですが「富士山の初冠雪」が観測されたそうです。

 お昼はそれなりに暑い日でしたけど、まだちょっと雪が残っていました。

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 ラジオ日記です。NHKラジオ第1「ふんわり」を聞きました。

 木曜日は俳優で産業ロックの回し者である六角精児さんと澤田彩香アナウンサーの担当日です。

 澤田アナウンサーがかつて「旅するラジオ」「ハチマルちゃん」とか「キュウマルちゃん」に関わったことがあると知りました。これは主に新人アナウンサーが担当する番組だったんですが、公開放送であって、放送回線とかの整備もその場で時にはアナウンサー自身がやる、しかし今ですと携帯電話の電波も頼りになるとかそんな感じだったでしょうか。

 私が山梨県の早川町の存在を知ったのもこの番組でした。

 今日聞いた「ふんわり」の内容に戻しますが、「公園っぽい音楽」を聞くというおもしろい切り口でした。ちょっと「世界の快適音楽セレクション」でやる番組テーマみたいでもあります。

 ニッティー・グリッティー・ダート・バンドの曲と加川良さんの「ポプラ並木」が良かったです。それとニール・ヤングと彼のクレージーホースの演奏が良かったです。そうだ。カオリ~ニョ藤原さんの曲も聞いたんだ。河内音頭の人だったことは初めて知りました。

 せっかくですので私にとっての「公園な音楽」を考えてみました。

 まっさきに浮かんだのはCaravanという英国バンドのアルバム「In The Land Of Grey & Pink」から同名の曲。なんですけど、いつも桜が咲く頃になると聞いたりするアルバムなんですけど、いや違う。と思いました。

 Lou Reed氏の「Perfect Day」ですよ。ユー・ジャスト・キープ・ミ-・ハァギンノ~~ンっていうね。

 番組の中で六角さんが若い時分に心が荒れていた時に公園に行ってさらなる孤独感にさいなまれたご経験などを語っていらっしゃいましたが、私にも似た経験があって、その時に口に出さずに歌いながら公園を歩いたという経験から選曲しました。

 私が西新宿の公園のそばに住んでいたことは何回か触れているんですけど、昼夜逆転していた私にとって早朝の散歩は割とよくやっていました。寝る前に足を動かすとよく眠れるんですね。さすがの西新宿も早朝であれば人の姿も少なくなります。

 寒い時期に空が白々としてくるのを感じながら「パーフェクト・デイだな」とか感じたんだと思います。チョット泣けてしまうような美しい朝だったんですね。

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 ついでにもうこの長文ですから読まれている方はいないかもしれませんが、「公園っぽい曲」のご紹介をして終わりにしましょう。

 ていうかバンドの紹介なんですけど、英国の80年台前半のニューウェイヴっていうかシンセポップっていうかその中間かなっていうバンドの曲です。

 Laughter In The Gardenの「Colours」です。

 女声ボーカルのポップな曲。

 きっとお好きな方がいるんじゃないかなと思います。

 彼らはサウザンプトンという土地の人たちであるようです。わりと良いバンドで、他にも良い曲がチラホラしていますので気に入った方はレッツ・トライ!

 こういうのは自分で見つけ出す方が楽しいのでこちらから多くは語らない方が良いでしょう。

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 ひさしぶりにCaravanを聞いた関係で、ドアーズの「Spanish Caravan」やRobert Wyattさんの「To Caravan And Brother Jim」を聞いたりしました。良いですね。