本日のブログ用イラストは「コウル星人」のイラストです。
昔のウルトラマンに「ウルトラセブン」というシリーズがあります。その中で出てくる宇宙人に「クール星人」という人たちがいるんですけど、そのお姿に着想を得ました。
着想を得たというか、本当のところは「著作権回避」です。「コウル星人」は一応オリジナル星人っていうことになります。
私はウルトラマン周辺について、さほど詳しいわけでもないんですが、ウルトラセブンに出てくる「安定の悪そうな宇宙人」というのが気になっています。
地球の重力下では直立することも難しそうな人たちですね。
今月の「宇宙人月間(私が勝手に制定しました)」におきましては、そうした、すわりの悪い宇宙人さんのイラストを量産していこうかと思います。
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日記的な記述としては、久しぶりに雨が降りました。それほどの量ではなかったように思います。
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イラストのお仕事メモです。
きのうまとめて納品したんですが、新たな原稿もいただいています。量的にはとても少なくて、ラフ作成が明日のお昼には終わりそうです。速やかに送れるようにしたいと思います。
もう少し追加の原稿も出そうな気がしていますけど分かりません。
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ラジオ日記です。
「夏休み★子ども電話相談」を聞きました。
金魚が水槽の中で適切な姿勢を取れなくなった時に、助けてあげた金魚のお話。というのを聞きました。からだを支えるようにしてエサを食べるなどの日常生活が続けられるようにしてくれたんだそうです。
「魚の(質問に対する)先生」は、林公義さん。
林さんは、以前に「魚に心はありますか?」というような質問の際にご自身の体験として、「海の中でヨタヨタしているお年寄りのロウニンアジを若いロウニンアジが支えるようにして泳いでいるのを見たことがあります」と答えてらっしゃいました。ヒトの持つ“こころ”とはちょっと違うのかもしれませんけど、助ける行動というのは頻繁に見られるのかもしれません。
ハドロサウルスという恐竜の、睡眠時間の長さについての質問もありました。
草食恐竜ですから、起きている間はずっとモグモグしていたんではないか。そうすると、睡眠時間が減っていくだろうねというのと、群れで生活する動物は睡眠時間が少ない傾向があるということでした。
金の生成についての質問も聞きました。
「石、岩石」の先生は西本昌司さん。
西本さんは鹿児島県の菱刈鉱山に入って、金の鉱脈を見た経験がおありの様子。岩の中に白い筋が入っているとかそんなお話でした。
地中においては「水」が運んでくるというお話でした。地下の高温、高圧の環境下では、水の振る舞いが地上のそれとは違うということらしいです。
最近、私はネットのニュースサイトで、「地上に露出したカンラン石」のことに関する記述を読んだんですが、それもかなり非現実的な話でした。普通はカンラン石が地上に出ようとすると、何らかの反応をして別の種類の石になってしまうんですが、地下深くからベラボウな速度で射出されると反応する間もなくそのまま地上に出てきてしまうんだとか。おそらく超高圧がなせる技ではないのかと思いますけど、地中はすごいですね。
また、菱刈鉱山といえば、私の母親が住んでいた牛尾村にあった牛尾金山からも遠くありません。
この先、全然別の話になってしまうんですけど、ついでですので書いておきます。
私の祖父が曾木の滝の下流にあった発電所に勤めていた。そこから送電されて操業していたのが水俣のチッソ(という会社)である。みたいなことを以前に記述したと思うんですけど、曾木の滝で発電した電力が、牛尾の金山にも送電されていたと、割と最近知りました。
確かに金の精製において電力は必要なのかもって思いますが、車で移動する場合を考えても曾木の滝と牛尾の村ってけっこう距離があるのでびっくりしました。へーって思いました。
私の両親ってチッソが取り持っていたという見方が可能なんだと理解したわけです。
自分が思っていた以上に私って公害に強く結びついていたんだなと思いました。これはますます私の両手は公害被害者の人たちの血で真っ赤ですね。不可逆的な健康被害の深刻さを思うと何とも言えません。
それと今の北朝鮮とかですね。チッソは昔、北朝鮮に大きなダムを作って発電し、大きな工場を操業していたんですけど、今の日本でも愛国者の自覚に満ちている人の口から「朝鮮は日本が作ったインフラそのまま使って利益を得ているクセに礼のひとつもないのはけしからん」みたいな言葉を聞くことがあるかなって思いますけど、そのダムの建設で少なくない現地労働者が死んでるらしくて。更に言うと工場で作っていたものって結局、水俣の工場で作っていたものと変わりませんから、要するに水銀による海洋汚染ですよね。
湾としての形状が水俣(かなり閉じている)とは違うので、どうかなって思う部分もありますけど、水銀をモロに海に投棄しちゃいけないっていうのは明らかです。
今年の初めくらいにNHKのラジオ番組「宗教の時間」で、中島岳志さんが語ったお話を聞きました。「水俣病」に関することですが、「浄土」や「本願」といった宗教的な言葉から、石牟礼道子さんや、緒方正人さんの活動を理解するというような内容。中島岳志さんは若い理系の学生さんに対してもそうした教育活動をしているだとかで、理系の知識の上に哲学をおいて欲しいというような。キーワードとしては「利他」ってことをおっしゃっているようです。
大きな経済活動においての化学工業って及ぼす影響も大きくなりがちだ、というのは人類が得た知見の無視できない部分だと思いますので、想像力を持って先を見通すっていうのは大切だなと思います。