頭をかいているカムイサウルスさんのイラストです。
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ラジオ日記です。
NHKラジオ第1「山カフェ」にてミシェル・ポルナレフさんの「ホリデイ」を聞きました。
NHK・FM「世界の快適音楽セレクション」にて興味深い民族音楽を聞きました。
ミャンマー、ナガ族、ソムラ村の人々による「畑に陸稲を植えるときの歌」です。ワークソングでした。これは非常に良かったです。
本日の番組テーマは「畑」の音楽。さまざまな「畑」に関連する音楽を聞きました。選曲家は湯浅学さん。
Albert Marcoeurさんの楽曲「僕の父さんの小さなリンゴ畑」」という曲が面白かったです。
パスカルズの「だんだん畑」も聞きました。ヴァイオリンの方の演奏が良かったです。たしかこの人は以前に調べたことがあるんですが、長見順(ながみじゅん)さんがやっている多人数バンド。「パンチのきいたオウケストラ」にもヴァイオリンで参加している松井亜由美さんなのではと思います。と思って確認してみたところ、パスカルズというバンドにはヴァイオリンの人だけでも数名が在籍しているっぽいことが判明しました。これは分かりませんね。
「舟唄」という有名な曲のカバーを「パンチのきいたオウケストラ」の演奏でネットの動画サイトで以前に聞いたことがあるんですが、そこでのヴァイオリンも良かったです。
基本的にオバちゃんばっかりのバンドでありまして、オバちゃんという、はきだめに舞い降りたオバちゃんという感じでした。四方八方オバちゃんです。
戻します。番組「世界の快適音楽セレクション」に。
ゴンチチの楽曲「黒い蟻の生活」を聞きました。何回か聞いたと思いますけどよいです。
アリといえば話は変わりますが、NHKラジオのサイトの「読むらじる」で島田拓さんが番組「ごごカフェ」に出演された際の書き起こしを読みました。島田さんは「アリ探求家」なのだそうです。
クロオオアリの結婚飛行の時期が5月であるという紹介から、女王蟻による巣作り、産卵、子育て。
この最初の子育てまで女王アリは単独行動なのだそうです。
身の回りの世話をする働きアリがそろった後は、延々と卵を産む生活であって、この辺からは私みたいな素人の人でも知っている女王アリさんの生活ですね。その後、2000匹に迫る一族に成長する場合もあるのだとか。
最初の交尾でオスからもらった精子を蓄えておいて、その後の受精にチビチビ使い続けるというシステムなんだそうです。スゴいと思いました。初めて知りました。そんなことが可能なんですね。
またクロオオアリの女王の寿命は10年から20年というかなり長いものであるとも知りました。
好蟻性(こうぎせい)生物についても学びました。アリヅカコオロギなど。
この好蟻性生物については、以前のNHKラジオでの連続講話で小松貴(たかし)さんから学んだのですけど、アリの世界に居候して生きる小さな虫たちはスゴいなと思いました。アリたちがこの地球でかなり繁栄している生き物だから可能なんだろうと思います。
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今週の前半あたりは庭の木々や雑草と格闘していたため、あまりラジオが聞けなかったんですけど、きのうあたりからNHKラジオの「聞き逃しサービス」で聞きまくりました。
悪の放送番組「ジャズ・トゥナイト」でピアニストのレッド・ガーランドさんの残した演奏を多く聞きました。後半のコーナーでは最近の音源の紹介があるのが常なんですが、こちらも充実していました。トランペットのErik Truffazさん。トランペットのPeter Somuahさん。そしてバスクラリネット、トランペット、アルト&ソプラノサキソフォン、ウッドベース、ドラムスという編成のYamabiko Quintetの作品を聞きました。
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レッド・ガーランドさんの演奏についてもう少し知ろうとしてみました。
「ブロック・コード」に特徴があるのだとか。
ネットの動画サイトで3本の動画を見てみました。Cメジャースケールで親切に解説してある感じでしたけど、私にはなかなか難しくて。どうやら左右の両手で和音を弾くとあんな感じになるようです。左右は1オクターブ離れているだけですけど右手の一番高い音と低い音がメロディになっているせいなのか息苦しい印象はないんだなと思いました。メロディに対してオクターブで作って完全5度を加える。弾いてみてそれらしくなるようにテンションを適宜加えるって感じなのかなって思います。左は主要3和音にひとつオクターブを加えた4音。左は基本的にこのままで良いそうです。つまり合計しますと少ない時で7ヶの音、多いと8ヶか9ヶという感じなんだとか。
左の和音に対して右手のメロディーがコードトーンから外れても構わないというか確かに聞いていても不自然さがないのが意外でした。しかしオクターブのユニゾンに、完全5度っていうのは倍音からして一番出やすいところなので和音というより響きを拡張したものって考えて良いのかなと思いました。そう捉えると適宜加えるテンションの音の選びというのは楽しい作業になってきそうです。とはいえ難しいですよね。このへんはかなり弾ける人でも事前に仕込んでくるんでしょうか。プロの人だと身に染み付いていそうですが。
以上のような感じでありまして、私には難しかったですけどなんとなく音の構造が知れて良かったです。動画ではディミニッシュを混ぜるとどうとかおっしゃていたようですけど、もうその辺に来ると私には全くわかりませんでした。
レッド・ガーランドさんの演奏法って鍵盤弾きの方には人気があるんですね。
動画が多く存在していてビックリしました。