ツノゼミ帝国〔11〕

 本日からは「ミカヅキツノゼミ」の練習を始めようと思います。

 このツノゼミさんも変わってますね。

 頭から背中にかけての「ヘルメット」と呼ばれる部位の大きさといい、形状といい、畏敬の念と申しますか畏怖の念って言いますか。

 自然ってすごい。虫ってすごい。という感じでしょうか。非常に小さなセミであるのらしいですけど。

 ツノゼミに興味がある研究者の人はたくさんいるみたいで、日本の人も少なくないようです。私が親しみのある人としては「子ども科学電話相談」でよく声を聞く丸山宗利(まるやまむねとし)さん。

 あらためて調べて知りましたが、丸山さんは今は九州大学の先生で、学んだのは北海道大学だそうです。たしか北海道大学にまた別のツノゼミに詳しい人がいるとかいないとか。それと以前に当ブログにおいてゴキブリのイラストの練習をしましたが、ゴキブリに詳しい先生も北海道大学にいるんですよね確か。ルリゴキブリとかの。北海道大学ってすごいですね。恐竜にしろね。

 つい先日にNHKの聞き逃しサービスで「釧路根室十勝のすべて」という番組を聞いたんですが、足寄町にある「足寄動物化石博物館」の館長さんのお話でした。中新世の哺乳類であるデスモスチルスの化石。その骨の組成を調べることによって「かれらは海を遊泳して暮らしていたに違いない」と突き止めたというお話を伺いました。

 館長の先生ご自身が研究者であり、やはり北海道大学でのチームに加わり。みんなで究明したとかなんとか。非常に興味深いお話でした。これは本当にすごいことなんですが、私が力説したところで伝わるでしょうか。まぁ良いんですが。

 恐竜なんかよりもずっと後の時代の動物でして。あまり動きは素早くなかったようなんですが。なんだっけ。そうだつまり北海道大学がどうやらすごそうだというお話でした。以上です。

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 ラジオ日記です。NHKラジオ第1で「ディスカバー・カーペンターズ」を聞きました。放送が終わった後で録音しておいたものをもう一度聞きました。先週の分も録音しておいたものをもう一度聞いてみました。番組で平松愛理さんがこのアルバムでのカレン・カーペンター氏の声質はとても良いというお話でしたが確かに非常に充実しているなと思いました。音楽的な挑戦も多く彼らの探究心と吸収力の豊かさを確認できました。

 それとつい先ほど聞き終えた番組ですが、「ニッポン時空旅」。先週に引き続いての津軽三味線。すごいですよね。ちょっと私の好む“ひなびた民謡”って線からはそれるんですけど、やっぱりすごいものはすごいです。毎回たのしく聞かせてもらっております。「鮭」を特集した先々週でしたか。あの回も非常に良かったです。食と日本人というテーマは面白いですね。日本人の歩み。そのものですね。

 それと午前中は「子ども科学電話相談」。「水たまりの水は地面にしみこんでいくけど、海の水は海底にしみこんでいかないの?」という可愛らしい質問が印象に残りました。

 きのうの夜の番組ですが、「クラシックの迷宮」。今回も充実していました。「セザール・フランクと循環形式」。まず私はセザール・フランクさんのお名前が初耳。しかし「循環形式」ということは繰り返しを多用するわけだからその点で私は興味があります。事前にネットの辞書でフランクさんの項目を見てみたら大変な努力家というか晩年まで常に研究していたみたいで、そうなるとこりゃエラい人だなって態度に豹変しまして放送を聞きました。

 およぼした影響も大きかったみたいで、矢代秋雄さんなどもそうだったのだとか。

 今日、ネットでたまたま以前から聞こうと思って印をつけていた矢代秋雄さんのピアノソナタを奏法面から解説する動画を見ていたら八代さんによるプログラムノートが画面に現れ。それによりますと「循環形式」の実践であるみたいなことが書かれていて「わぁホントなんだ」と納得したりしました。いろんな面で使いまわしのきく発明みたいな、そういう功績を残した人なんだなと。マそんな私にとっての「セザール・フランクと循環形式」の回となりました。