ツノゼミ帝国〔06〕

 今夜は会議に出席してきます。小学校区の公民館的な施設にて。

 校区内に存在する高齢者向けの施設(交流室があったり入浴できたりするもの)が廃止、取り壊しになるという計画が住民向けに示されたのですが、それを受けて会議が紛糾した。というようなことを以前に当ブログにおいて記しました。その後、市長や担当部局の人たちを交えた市の行政懇談会において再度その議題が扱われ、「委員会を設置して協議する」ことになり、その場はおさまったのでした。

 つまり今夜はその委員会の集まりだそうです。私も参加するとは思っていませんでしたが、勉強のつもりで行ってこようと思います。

 全くの準備なしっていうのもなんですので、他の自治体なりの事例についてちょっと調べてみました。

 ほんの軽くですのでわかりませんけど、「月に1回、160円の補助(入浴について)」みたいな記述を見かけました。これは私が思っていたよりも低い金額です。それに夏場であれば4回くらいは補助しても良いのではと思います。

 それとは別にニュースの映像で、公共入浴施設までバンタイプの自動車で送り迎えという事例も見ました。これはかなり有効な補助に思えます。

 前に私が会議で聞いた感じですと1日に70人程度の利用があるとか言っていたような気がします。ウチの校区内の施設の実績ですが。そうすると午前とお昼と夕方の3便くらいですかね。あるとしたらね。

 市としてもお風呂目的とは別ですけど、コミュニティ交通みたいなものは考えているようです。そうしたものに組み込めれば良いのかもしれません。

 ちょっと離れた丘の上に新しくできたゴミ処理場の廃熱利用のお風呂がある施設の写真を当ブログにおいて以前にご紹介しましたが、遠くはないけど近くもないという場所ですので、もし利用者が見込めるのならまずは試験的に動かしてみるとかでしょうか。有料となるとほとんど利用されないかもしれませんものね。

 私が考えてみてもあんまり大したことは浮かんでこないので、やはり近隣の事例を参考にするということになるのかもしれません。

 将来的な人口減を考えると市の施設は減らす方向にあると思っています。私としては。

 以前に当ブログで「小学校の運動場の前を通りかかったら先生と子どもあわせて数人しかいなくてビックリした」というようなことを書いたんですが、実はその後にもう一度その運動場の前を通りかかることがありました。その時は20人程度はいたような気がします。良かったなって思ったんですが。その小学校というのは私の属する小学校区ではないのでまたちょっと事情は違うのですけど、とにかく急激に生徒数が減っているのは間違いないのです。ちょっと深刻な話題ですが、PTAが組織できなくなったとか、町内会の子供会も消滅しているとか、そういう状況にあります。

 私が参加している活動においても「春の桜まつりは来年度からなくそう」みたいな感じになっているというか、実際問題手伝える人員の確保が難しくなっています。この先は夏祭りだけはがんばって実行しよう、みたいな感じ。たしかに夏祭りは無くしたくない。体力的には一番きついですけど需要としてはありそうです。余談になりますが組織としての規約にも「夏祭りをやる」みたいに書いてあるんだそうで。無くすとなると規約改正、総会での議決ってことになるんですよね。まぁ以上のような感じです。

 私の気持ちとしては自分の体が動くうちは校区内の仕事を手伝っていきたいと思っていますけど、この先の10年とか20年とかは相当に状況が変わりそうだなと思えて仕方ないですね。まぁ別に自発的なボランティアですので個人的な事情から継続が難しくなったら辞めても良いのですが。基本的には楽しくやりたいです。