たけり狂う感じのヨロイモグラゴキブリさんのイラストです。
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寒い1日でした。
静岡の県内ニュースとしては伊豆のカピバラちゃんたちが温泉につかり出したのだと伝わってきました。カピバラがお風呂に入ると静岡県は冬です。
本日もイラストを描きながら音楽聞きソフトに新しいMP3音源を取り込んで整理していました。
イラストは来年の年賀状に使う予定のラフ作りです。もうこの2~3日ずっと取り組んでいたのですが、難しい部分は脱したようです。ホッとしています。
明日の午前中には残りの部分も含めてひと区切りつけられそうです。
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以下はすべてラジオ日記です。NHKのAMだったりFMだったりを聞きました。
きのうの番組ですが、「クラシックの迷宮」。
交響曲の話だと思って聞き始めたら、主に民族音楽だったり民族の意思であったり思想であったり、そしてまた地政学的な文化のひろがり、それに寄せる愛着。民族としての。みたいなお話だったと思います。
ひとつ言えますのは非常に全編楽しくて1時間半ちょっとがアッという間でした。
アゼルバイジャンにおける民族音楽を土台にして、それをクラシックに適するよう磨き上げる。ソ連体制下における試行錯誤。また西側の音楽からの影響など。
私の知識としてはインドにおけるラーガ奏法みたいな細い決まりがある音楽の存在。これは“朝のラーガ”とか“夜”であったり、「こういう時はコレ」みたく演奏される音楽が決まっていて、それでありながら即興なんだみたいなことをフラワー・トラベリン・バンドの石間秀機さんがギター雑誌かなんかでおっしゃっているのを読んだことがあって、まだ私も若い時分ですから「ずいぶんめんどくせーなオイ」くらいにしか思いませんでしたが、他の国や地域にもそうした音楽におけるこまかい決まりみたいなものがあるんだなと学びました。西アジアの領域っていうことなのか。ほかの地域にもあるんでしょうかね。音楽的な戒律って言っていいのかわかりませんけど。そういうのがね。
戻しますがアゼルバイジャンにおける民族音楽にはスケール(旋法)があるんだそうで番組解説の片山杜秀さんが鍵盤ハーモニカで実演してくれました。参考になりました。具体的な音の動かし方も演奏していただいて大サービスでした。実際のところスケールだけじゃダメなんですよね。だいたいこんな感じの音形。みたいなのがありますからね。
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きのうのお昼ですが「とれたて音楽館」。
ゲストは美川 憲一さん。「柳ヶ瀬ブルース」大ヒット時の様子などをご本人の口から聞けて感激しました。
「柳ヶ瀬ブルース」は以前に一度、ギターでコードを弾きながら歌えるように練習したことがあるんですが、非常に不思議な曲で。「え!? こんだけ?」っていうくらいの簡素なコード進行なんですがメロディーの乗せ方が特にサビのところが意外というか絶妙というか。自分なりに研究する余地があるんじゃないかと思いますが。
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今朝は「吹奏楽のひびき」から。青森は弘前での木管楽器クリニック。先週の内容ですが、会場に来た現役吹奏楽部員からの質問に答えたり。ファゴットに鳴らしにくい特定の音があるなんて初めて知りました。
続いて「現代の音楽」。一柳慧さんの3回目。
今日は2011年の作品。大震災に触れて作られた交響曲8番「リヴェレーション」。指揮は「吹奏楽のひびき」で月イチ担当の下野竜也さん。を聞きました。やっぱり重厚な曲でしたね。
一柳さんが生前に番組に来た際に交わした西村さんとのやり取りなどの録音素材から構成した本日の放送でした。
からだが動けば現地に行って復興を手伝いたいという気持ちもあったそうで。当時そこまで考えていたんだと知りました。
今日の番組で私は初めて一柳さんの肉声を聞きました。
かなり晩年の発声ということになるんですが、その一方で多くの人がずっと若々しいままだったみたいな風におっしゃりますね。西村さんによると卓球の名手として有名だったなんてご紹介もありました。
放送を聞いた後に先週の内容も聞き返しました。交響曲「ベルリン連詩」。この曲にしろ本日の「リヴェレーション」にしろ併せて聞くと一柳さんの思いとか関心のあり方などが伝わってくると思います。あらためてご冥福を祈りたいという気持ちが湧いてきました。
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「ディスカバー・カーペンターズ」。いつも楽しみにしているのですが、今日は所用あって全部は聞けませんでした。あとで聞き返そうと思います。12月のクリスマスの日に2時間の生放送があるという驚きの発表がありました。楽しみです。