今日からは「ヨロイモグラゴキブリ」の描写を始めます。
日本の家庭内で見かけるゴキブリさんたちは、体が柔らかいタイプのムシなんですが、ヨロイモグラゴキブリさんたちは体が硬いタイプです。そんなゴキブリ族がいるんですね。おどろきました。「ヨロイ」の名称の通りです。
ヨロイモグラゴキブリは地下で穴を掘って生活しているのだそうです。
そのため脚の先が穴を掘りやすいような、まるで「モグラ」とか「オケラ」のような形状になっています。「収斂進化」という言葉があるそうですが、そんな感じもなくはない。
ただし大切なことをお伝えしますが、私のイラストでは、いかにも「手」っぽく描かれていますけど、実際は「前腕の先あたり」がトゲトゲしていて土を掘りやすそうになっています。ヒトでいう「手首」の部分が活躍している感じ。
「手」の部分は、ほとんど使っていないのかわかりませんけど「ヒョロ」っと前腕の先にオマケみたいにくっついていて、どうやら土を掘ったりするときには内側に畳んでいそうに見えます。とても実用に耐えるとは思えません。実際にどうなのかは知りませんけど。
体の大きさ的にはかなり大きいみたいで手のひらの上に3匹も載せればいっぱいになるくらいかなと思います。写真を見た感じですと。これは苦手な方にはたまらないかもしれません。
地下で暮らすムシは目が退化している場合も多いようですが、ヨロイモグラゴキブリは可愛らしい目っぽい黒い点が残っているようです。機能として光を感じられたりするのかはわかりません。
以上のような感じでして興味深いムシですね。
家の中をちょこまかと走り回るタイプとは全く違うためなのか、海外ではペットとして飼育されているケースもあるんだそうです。
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今日は重い荷物運搬の日でした。
朝、少し早めに出発しました。月に1度だけのお墓まいりからスーパーマーケットまでの道を効率的に移動したい。そのための道の選定。余裕を持った行動なのです。
おかげさまでだいたい「こうかな?」っていうルートが決まりました。
事前の構想では未踏の道も視野に入れていたんですけど、結局はすでに知っていた道をつなぎわせたような感じになりました。
上のお写真は本日の富士山です。
霜が降ったように見えますね。てっぺんに。
今日は雲がスゴかったです。
富士山の高さと雲の高さが同じくらいあるように見えます。
おおざっぱに振り向いて「このへんに頂上があるはず」とカメラを構えつつ見やったんですが、頂上と雲の高さが同化している感じで脳がバグりました。
撮影した地点は自宅から4キロほど西に行ったところだと思うんですが、私が住んでいるのは富士山頂から南にビュ~っと20キロくらいの場所です。そういう場合、4キロくらいの横移動でも富士山のある場所の感覚がけっこうズレるんですね。
別に対象物が富士山である場合に限らないと思いますが。
これが富士宮の奥の方に行くと富士山が東に見えますからね。おかしいですよ。
富士山に対して回り込んでいく形になりますので当然なんですけど。富士市民としては違和感があるというお話でした。
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富士市で小学校に通う学童諸氏なんかにとっての「東西南北」はとてもシンプルで、「北」は「富士山」で「寒い」。「南」は「海」で「温かい」。「西」は「関西とかの大阪」。「東」は「東京」っていう感じです。
良いんだか悪いんだかね。
富士宮市の子でも南半分に住んでいる子たちなんかはそういうふうに捉えているかもしれません。富士宮っていうのがまたかなり広い市域なのです。北は山梨に接してますからね。
ともあれ富士山は大きいので目印としては絶大な存在と言えると思います。
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ラジオ日記です。NHKラジオ第1「らじるラボ」を聞きました。
T字路sのご出演。本来は六角精児さんの出演する曜日ですがお芝居のお仕事のためお休み。六角さんがとてもお好きだというT字路sが代打で登場。
今日の番組ではふんだんにご本人たちのお話が聞けて理解が深まりました。
シンプルな演奏であり非常にパワフルでもあるんですが、音楽的な豊かさが伝わってきます。さだまさしさんも彼らのことをお好きだということなんですが、もしかしたらそういう点を見出されているのかなと思いました。
10時台はT字路sのお二人それぞれが好きな曲、思い入れのある曲を紹介しながらその思いを聞かせてくれました。
ベースの篠田さんはニーナ・シモンさん「マイ・ベイビー・ジャスト・ケアズ・フォー・ミー」を選曲。その際の弁としてジャズ音楽への思いを語り、私にとっては敵側の人間だとわかって有意義でした。
ギターとボーカルの伊東さんはシスター・ロゼッタ・サープさんの「シャウト・シスター・シャウト」をご選曲。私はビッグママ・ソーントン派ですのでここでも敵対する立場になってしまい残念でした。
T字路sというよりも平行線。
また番組内では他の曲としてベースの篠田さんが長く続けているスカバンド「クールワイズマン」の曲も聞けました。私の感想としてはかなりジャマイカっぽいというか、昔に汐留PITで見たスカタライツみたいな感じがありました。良いバンドでした。キレがあるんだけどモッサリしてる一見すると地味っていうなかなか難しい塩梅が体得出来ているのかもしれません。予想外であり拾いものでした。
番組の8時台ではアルバート・コリンズさんのギターも聞きました。ちょっとした偶然でしょうけどコリンズさん、サープさんと普通のピックでは弾かない人が続いて面白かったです。