コガネムシくん〔24〕

 マンガ的ポーズの練習・第3弾です。

 これはちょっとウマく描けた気もしますが、気をユルめずに精進しようと思います。

 こういう「おどろいた時にクビがビヨ~ン」みたいな表現は漫画家の故手塚治虫さんがお上手でした。アメリカの古いアニメの荒唐無稽な部分をたくさん吸収していたんだと思います。

 私のイラストも、もっとバカバカしくする必要があるかなって思います。

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 以下はすべて、ラジオ日記です。

 土曜日の朝に放送されたNHK・FM「世界の快適音楽セレクション」を聞きました。確かこの日は町内会の市道化委員会の会議のために公会堂まで行ったりして(午後にもう一度行ったんですがそれは別の話)、それであまり聞けなかったのでした。

 イタリアのヴァイオリニストであり歌も歌うSilvia Tarozziさんの曲が良かったです。私としてはこの日の優勝曲でした。

 山本コータローさんの「ヘイの高い家」。初めて聞きました。曲としても歌唱としても良かったのですけどドラムとベースが素晴らしく地に足がついている感じでピアノはみずみずしく、大地と自然という感じの演奏でした。

 桜井敏雄さんの「ハイカラ節」。書生節というか、昔の言い方でいう“演歌”の一種だそうです。桜井さんが80代の頃の歌と演奏。チチ松村さんが書生節についてかなり詳しい知識をお持ちでびっくりしました。

 そのあと、同じく「聞き逃しサービス」でクレイジーキャッツの番組を聞きました。日曜カルチャー。音楽評論家の佐藤利明さんの講義。4回シリーズの第3回目。

 前回では「昔から顔見知りだったメンバーそれぞれがどう集まっていったか」について学びました。けっっこう時間をかけたというか、くっつきそうでくっつかない関係だったのかと感じたんですが。

 今回は大ヒット曲の成り立ちや、その元になったアイディアの断片の紹介。初めて知るエピソードだらけでした。しかしそれは過去の2回も同様の話で、この講義を聞いて良かったと思います。

 ここでもまた「書生節」のお話が出てきました。クレイジーキャッツの曲に埋まる古い要素の発見なんですが、他にも萩原哲晶(ひろあき)さんが戦中にマーチばかり演奏させられていた経験がクレイジーキャッツの楽曲に活かされていたりと、あのマーチな感じはある意味本場仕込みだったのかと知って感心したりしました。しかし最初からあったスパイク・ジョーンズみたいな冗談音楽。それが含むゴージャスな部分も涙も笑いも一緒くたになった音楽性というのは結局のところずっと貫いたのかなっていう印象があります。素晴らしいことだと思います。

 最近あまり長文を書いていなかったんですが、先週のラジオ日記についても記します。

 「駒井蓮のニポミン」という番組を初めて聞きました。民謡の番組です。ここで聞いた里アンナさんの歌声が素晴らしく良かったので、「聞き逃しサービス」でもう1回聞きました。というか録音しました。スタジオでの生歌でした。

 そこからまた「世界の快適音楽セレクション」の先週の内容というか、コブシであるとか、その地の歌が背負う地域性みたいなお話を聞き返したのでした。

 今日はこれから「ストコフスキー」という名前の指揮者の人の特集番組を聞いてみようと思います。知らずにいたのですけどNHK・FMで4夜連続で放送しているんだそうです。とりあえず数日前の番組を「聞き逃しサービス」で聞いてみようと思います。番組の紹介文によると「クラシック音楽を大衆に届けるべく前例に捕らわれず革新的なことを自分の耳と感性を頼りに変革していった人」ということらしいです。あんまり肩が凝らない内容なのかと想像しています。