アナグマくん〔05〕

 ちょっとマジメに描いてみたアナグマくんです。

 性格などが表面にあらわれていると、もっと良いのにと思います。

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 たくさん洗濯物を乾かした。そんな昨日と今日でした。

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 ラジオで松任谷由実さんの名曲の数々に耳を傾けました。

 NHK・FM「今日は1日“ユーミン”三昧」。なんと8時間半の長時間番組です。この文を書いている時点ではまだ終了していませんが、ほぼ全ての楽曲を録音しました。

 松任谷さんの素晴らしい曲と詩の世界を悪声で聞くという自律神経がおかしくなりそうな独特の世界です。しかし曲作りは本当に良いですね。できたらこれらをすべて山本潤子さんに歌ってほしかったというのが私の願いだったのですが。

 しかし私が何かを悔やんだところで何も始まりません。

 実はですね。つい先週になりますがイイ動画というか、松任谷由実さんの楽曲をカバーしている動画を見つけましたので、ご紹介したいのです。

 もったいぶるわけでは決してないのですが、大変な劇薬ですので、思うに松任谷さんのファンだという方は聞くと悲しくなっちゃうかもしれませんのでお勧めしません。「きっといろんな人がいるんだな。きっとね。」とだけ思って、本日はこのブログを閉じていただければ幸いです。明日また来てくださいね。

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 さぁ参りましょうか。大きなネットの動画サイトにおいてですね。「莉子 蘭 海を見ていた午後」を検索してみてください。

 うん。これはスゴい。

 非常に多くの問題を内包すると感じられて仕方ないのですけど、私は女装ミニスカート方面について多くを知りませんので、音楽だけにフォーカスして参りましょう。

 音量がかなり小さいので、スマホであるとかパソコン内蔵のスピーカーのみで聞いている方は聞き取りづらいかもしれません。かすかに聞こえて来るな、という不気味な印象を受けるかもしれないです。録音した上で無料の波形編集アプリ等で音量をあげると良いのですけど、普通はそこまでしませんよね。残念ですが。

 なんかもう音程がどうとかっていう水準を上回って別の曲じゃないのかという気もして参ります。がしかしですね。もっと良く観察していくとバックの演奏もオリジナルで自作されたものではないか? そんなことにも気付きます。

 なみなみならぬ熱意がきっとあるんだと思います。音楽に対して。

 確かにこのアカウントの持ち主は、歌を歌うのがお好きなようで、色々と他にも動画をアップロードされているのですが、中には別に普通のカラオケと思われるバック演奏のものもありますし、音程にしろ「このくらいの人は別に普通にいますよ」という水準に達しているのもあるので、もしかしたら「歌いやすい」「歌いにくい」のがあるのかもしれません。ご本人にとりましてね。

 であれば歌いやすい、出来の良い歌をアップロードすれば良いのではと思うんですが、たぶん余計なお世話です。

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 さらに進んで、「こういう狂おしいカバー曲だったりが大好き」というマニアックな方に向けましてですね。ご紹介したいのですけど同一アカウント内の「ヨコハマメルヘン」ですね。

 これは伊藤つかささんの楽曲なのだそうです。私は初めて聴く曲でしたのでご本人(伊藤さん)の本物バージョンも聴いたんですけど、これもかなり距離がありますね。本線とはね。新たな作曲行為と言わないまでも、なぞっている感じがとても薄いです。ていうか伊藤つかささんって歌がお上手ですね。私は「謎のアンドロメダ」っていう曲だけは好きなんですが、他はもう全くの無知です。世代的にいうと同年代なんですが。余談ですけど「雪見だいふく」っていう伊藤さんご出演のCMで知られたアイスがあるんですが、私は一度も食べたことがありません。40年くらいナゾのアイスです。アイスを元々そんなに食べないっていうのもありますが。たまに路上に「雪見だいふく」のカラが落ちていたりすると「オレにとってのナゾアイス!」って思います。死ぬ直前に食べて「これが例のナゾであったか……」と言い残し、天に召されたいものです。

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 脱線しましたが戻します。伊藤つかささんの楽曲「横浜メルヘン」のカバーです。

 理解しがたいのですけど、カラオケが終わってしまった後にもう2小節くらい歌っている。カラオケがおかしいのか。歌がおかしいのか。なんだかもうこの世の宇宙法則とは全く別の戒律が支配する宇宙に迷い込んでしまったような錯覚もあります。水平垂直が狂ってるんじゃないか。まっすぐ自分が立てている気がしません。

 マ、単に歌い出しをトチってるだけだと思いますけど、歌い抜いてしまう馬力は並外れていると感じます。

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 以上のような次第でして。多くは申しませんが、「ここまでスゴいのは久しぶりに聞いた!」っていうような同好の士に向けてアドバイスなんですが、録 音 しておけ。

 実は3年ほど前に私が採取した、おそらくこのアカウントご本人のものと思われる「ビリーバンバンの白いブランコ」これがまたスゴいんですが、もう消しちゃったみたいです。動画を整理する時があるみたいなんですよね。ここまで書けばエラいこっちゃと録音作業を始めた方もいるかもしれませんけど賢明だと思います。成功を祈ります。あとで絶対にまた聴きたくなると思います。悪いことは申しません。

 3年前に「白いブランコ」のカバーを発見した時の私の驚きは大きかったのですが、いけないものを聞いちゃったような気もしまして。他の曲を確認しなかったのを悔いております。ていうか動画を見てしまった方ならわかるかもしれませんけど、かなり精神的に削られてしまう。見進めるのが怖い。しかしこういう道にも愛好家がいるみたいで非常に好意的なコメントが付いていたりして世の中の広さを感じます。

 このお召し物ですよね。やっぱりね。私はこの道について詳しくないのでアレコレ言えませんけど、常軌を逸しているとは多くの方が思うでしょう。

 以前にネット上で電気グルーヴの石野卓球さんが「女装は性別を超える行為であるが、その機に乗じて年齢まで超越することは控えるべきである」みたいなことをおっしゃっていて、なるほど見識だなと思いました。つまり「オッさんはオバさん装をするのが望ましいのではないか」というご提案だと思います。地に足のついた女装ですよ。

 ひるがえって今回注目しておるアカウント氏ですが、氏の装いを貫く思想としての年代感はかなりの無理がございます。曲をカバーする際の選曲センスなどから見るに、おそらく私よりも5~6歳は上であって60代なのでは……って思うんですけど、であれば40年くらいサバを読んでる疑惑でございます。大変な問題ですよ。

 私が好きなブルースロック界隈では「ときどきユッコ」って方がいらして、この方はあろうことか小学女児みたいな格好を狙っていることがあって、もしも女装裁判所が存在していたら終身刑とか無期懲役。ムリにもホドがございます。犯罪的であると。

 マそんな具合でして義憤にかられたまま本日は終わるのです。ありがとうございます。