ラジオで「注文の多い料理店」の朗読を聞きました。宮沢賢治さんの作による短編。

　NHKラジオ第１「らじるラボ」。

　朗読がよく放送される番組ですが、今日は生での朗読。読み手の数も多くて４名。音響効果なども当然ながら生。緊張を強いられる状況だったのかと思いますけど、聞く方としてはとても楽しく聞きました。徳田章さんが可愛らしく「食べられそうになる紳士」を演じていました。劇中の存在になりきるのがお上手なのかなと思いましたが別に作り込んでいるわけでもないのでした。

　おもしろかったので、先ほどNHKの「聞き逃しサービス」でもう一度聞きました。

　朗読コーナーとしては、先週に芥川龍之介さんの「蜜柑」を聞きました。

　こちらは内容がとても良くて。蜜柑が非常に鮮やかに動的に描かれていました。

　お話の内容は今回はじめて知ったんですが、良いお話でした。こちらももう一度、聞き返してみようと思います。