私にとっての悪夢。その続きです。
ズゴゴと進むその主体が自宅ソバを走っていた「新幹線」ではなく、「貨物列車」みたいな感じのバクゼンとした列車に置き換わっているのです。ナゼなのか? 解明したいと思います。
───────────────
考えてみれば当時の家からは在来線の線路も遠くないのでした。
東海道線の駅である「富士駅」もさほど遠くなかったので、見たんだと思います。貨物列車などを。
この当時の幼児の憧れと申しますと、今は珍しくなった鉄道マンの技術です。
「突方(とっぽう)」というらしいです。改めて調べてみて初めて知ったのですけど。
本日のイラストは、その作業の感じをイメージしています。
貨物列車にいろんなチミモーリョーの子たちが不法に乗り込んでいる感じです。ワチャワチャしています。ちょっと楽しくしてみましたよ。
───────────────
突方に戻します。
駅のオジさんが貨車の先端両脇に付いている小さなステップに乗って、斜めな感じで乗り出してクイーっと貨車が慣性のままに移動して行って、貨物列車同士をガシャーンってくっつけたりするという。
ングホーっと線路を走る貨車の動きや存在含めて印象に残っていたのではって思う次第です。
おそらく私だけではなく、そしてまた別に鉄道ファンにはならなかった普通の人たちね。そんな人でも、子供の頃に線路の近くに住んでいた人なら「カッコいい!」っていうわりと普通の感覚ではないかって思うんですけど、どうでしょうかね。