ラジオ体操犬〔17〕

 本日のイラストも「子どもによる、身が入らないラジオ体操」の一環です。ダラダラしています。

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 更新がおそくなりました。すみません。

 用事のためバタバタしていました。

 今日はかなり運動しました。早く寝ようと思います。

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 ラジオ日記です。今日も東北のお祭りについてのお話を聞きました。

 とりわけ東日本大震災で影響を受けた地域のお祭りなのですけど。

 福島県双葉郡葛尾村(かつらおむら)に伝わるという「野行(のゆき)の宝財(ほうさい)踊り」を双葉郡の高校生に伝えたというエピソードの紹介。高校生の方が電話でご出演。苦労話などを交えての学びのようす。などなどを聞いて知りました。

 演劇部の人たちが学んだということで普段から体と声を使う活動であると思われますけど、いわく体の使い方が全然違って苦労したなど。実感のこもったお話が聞けました。

 この葛尾村というのが原発事故により避難指示が敷かれ5年ほども住めなかったみたいです。今は住んでも構わないということらしいのですが人口減少が顕著だということで。

 伝統芸能の継承という点では若い世代に伝えられて安堵する向きもあったのではないかと想像します。

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 ラジオで伝統芸能の継承について聞けて嬉しいと思いましたし、頼もしいなと感じたのですけど、その若い世代の人たちの存在をですね。

 しかし感心ばかりしているわけにもいかない。この人口減少ですね。いわば未来の起こりうる現実のモデルケースとしても捉えられる。被災地の現状というのは。

 私が住んでいる地域というのは高度成長期を背景にして計画的に切り開かれた場所ですから伝統っていう点ではちょっと薄いのですけど、仮に未来の子供達が「昔はここいらでもお祭りやってたって」「えー。見たかったぁ」みたいな感じにはしたくないです。

 私が一人でがんばったところで何が始まるワケでもないにしろ、なるべく続いて欲しいです。

 お祭りで使う山車の整備も終わりましたし、Covid-19のコロナ渦が明けたら、今年は地域のお祭りの再スタートという意味では良いチャンスだと思いますが、より長く存続させるためには運営側だけでなく、遊びに来てくれる人たちの協力も必要ですよというフェイズに移行し始める契機でもあるのかなっていう気持ちが個人的にではありますけどしています。

 実は私が参加しているまちづくり協議会なんですが、コアな人たちが入院だったり急逝だったり引退だったり相次いでおりまして安穏とはしていられない状態。

 運営内部の状態が急変するくらいですと町自体の構造にも大きな変化が出る可能性は十分にあると思います。不安ですけど何とかうまくやりたい。

 私自身にしろ、もうしばらく無責任な立場で居られるかなと考えていましたが、小さなセクションのリーダーをやらざるをえない局面も出てまいりました。思っていたより5年ほど早いです。「うわー。オレなのか。」って感じです。しかし実際問題仕方ない。こういう仕事に加わった時に「町の仕事ってもっとちゃんとした人たちがやると思ってた」と思いましたし、いずれはそういうちゃんとした人が来るのかな?って思っていましたけど、難しいみたいです。

 余談めきますけど人口が減るっていうことは公務員の数も減っちゃうんですよね。

 地域のイベントって実のところ市役所の人たちのパワーも込みにしているので、これは先行きかなり大変だと思います。今はまだ端緒だっていうのが深刻です。