カッパちゃん一族が田植えをするようすを描きました。
胸まで水につかっています。これは大変だ。
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イラストを描くに際して参考にした写真を掲載いたします。
ネット上から拝借したものなんですが、他にはあまり写真が残っていないのか、見かけるものといったらたいていこの1枚です。
昭和初期の撮影だそうです。場所は浮島ケ原(うきしまがはら)。
農作業のようすだということは分かりますけど、普通じゃないですね。女性が胸まで水につかっています。
しかし後ろの方には男性と思われる人も写っていて、その人は背が高かったのか、腰のあたりまでしか沈んでいないように見えます。
ココはですね。「浮島沼(うきしまぬま)」とか、単に「浮島」とも言ったりしますけど私が住んでいる「富士市」の東に隣接するの「沼津市」との境界にかつて存在した大きな沼地です。
「沼」といってもいろんな「沼」があると思いますが、この地の場合、昔は海だったそうです。愛鷹山(あしたかやま)という大きな山がありまして、そこに降った雨が流れ込んでくる効果もあって次第に汽水域になっていったと。かなり大きな船が浮かんでいる写真も残っているので、場所によっては海や池と変わらない状態だったようです。
上の写真を拡大してみると遠くない後方に人家が写っています。このようすは現在と変わりません。山の斜面に接するようにひろがる人家エリア。ということは、ココはおそらく沼の北側、海からは距離がある地点で撮影されたものであろうと。少なくともその周辺では稲作が行われていたようです。
今はもう埋め立てられて、一面の田んぼになっています。そういう事情はおそらく国内どこでも一緒だと思いますが。どこにでもある低い場所の平らな地帯。改良された地盤ですね。
上の写真はもう7年くらい前に私が撮影したものですが、構図としては富士山が同じような位置に写っているのが分かると思います。ただし上の古い写真から私が推測した地点よりも少し南側。海に近づいた地点です。
具体的には「浮島ヶ原自然公園」という場所の北側から撮影したものです。
沼だった場所の一部をそのまま残して公園にしたものです。
ココにしか生息していない植物があるとかで、その保全も兼ねているようです。
昔のようすを想像できます。
国道1号線に隣接していますので、遠方よりいらした方にも立ち寄りやすい立地になっております。
以上、昔の沼地における農業のお話でした。
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もしかしたら「今の浮島のあたり」について興味が湧いた方がいるかもしれません。補足的な情報を記しておきましょう。
富士・富士宮地区のご当地アイドル。「3776(みななろ)」というグループがあるんですけど、ミュージック・ビデオがネット上の動画サイトに多数存在しています。
「秋祭り」というビデオにこの浮島の稲作地帯ですね。刈り入れが終わった直後。「収穫に感謝」っていう感じのおあつらえ向きの動画がございますので、その環境にある方はぜひ参照してみてください。
その他にも、稲作とは違いますが「ポリカルチャー」という動画もあります。その撮影地のひとつも浮島のあたりです。それを見れば「真っ平らだな。広々と」という地理のようすが理解できると思います。
この「ポリカルチャー」という曲はですね。リズムが重層的でポリリズミックな展開を見せておりまして意欲的な楽曲です。音楽制作を担当するプロデューサーの方が色々やりたがる人みたいでありまして。もうかなり昔の当ブログのエントリで「英パンクロック・バンドであるワイヤの楽曲「マーシー」と祝典ファンファーレみたいな要素を強引につなげた感じの異色なアイドル曲がある(『序曲』という題です)」みたいな記述をしたことがあるんですけど、その方です。こんな田舎に変な人がいるなと思ったんですけど、調べてみたら元はヨソの人で、このアイドル活動のために引っ越してきたんだとか。思い切ったことをしますね。ビックリしますけどアイドルの世界では普通なんでしょうか。
戻しますけど、詩の内容はですね。高校生活を送る上での所感をまとめたとても良い内容です。素直で初々しくて。肯定的でありキャッチーな内容。歌唱を担当する若い女性ご自身が作ったのかもしれません。同じ市内の人であるようですので、どこのお宅の娘さんかしれません。緊張感が違いますので褒めて終わりにします。誰が見てるかわかんないんですよ。素晴らしいです。
おぉそうだ。大切なこと。上記アイドルグループ「3776」の動画ですが、他のどの動画もですね。当地である富士、富士宮の良い場所の風景が満載です。
美しい富士市の風景。そしてさほど美しくない富士宮市の風景が映っております。それらを見て「良い場所だな」と、ココロを奪われた方はぜひ「富士市」に移住を完了していただければと思います。富士市は意欲的な「子育て支援」を行っておりますよ。
長くなってしまいましたけど、富士市には東名高速道路のインターチェンジが2ヶあります。新旧合わせてね。そして新幹線の駅もありますし、東海道線の駅もございます。港もあります。
しかしなんと「富士宮市」にはそのいずれもございません。皆無。未開の地。これで移住先の選定に悩む要素は皆無ですね。「富士市」。良いトコロです。