タヌキくん〔盆踊り〕

 タヌキ・シリーズの幕開けです。後ろ姿のスローロリスくんと一緒に。

 ───────────────

 自転車で重い荷物を運搬する活動。それと、お墓参りをしました。けっこう動き回りました。ねむいです。

 お墓まいりの際に、前回は「ジャン・ミッシェル・ジャール(以下“JMJ”と表記します)」の音楽を聴いたワケですが、今回は悩みまして。お墓に入っている当事者である私の母親の場合、JMJの他には喜多郎さんの音楽などを好んでいたワケなんですが、あいにく私は喜多郎さんの音源を所持しておりません。私のシンセサイザー音楽の趣味って、「マシーンな感じ(もしくはSFな感じ)」が強くないとイヤでして、その線で行くと喜多郎サウンドはニューエイジっていうんですかそれともヒーリングっていうんですか、わかりませんけど苦手なんですね。思い出しましたけど母親は「姫神せんせいしょん」なんかも好きでしたね。当時のシンセサイザーミュージックは多くを好んで聴いていた感じなんですが、ちょっと私の趣味とは重ならなかったと。JMJさんを除いてね。そう考えるとJMJ氏、偉大だなって思いますけど。余談ですけど富士市の駅前に建っていたデパート、その名も「パピー」のレコード売り場で、私は母親からウェンディ(当時はウォルターだったかも)・カルロス氏の「スイッチド・オン・バッハ」のレコード盤を指差していわく「このレコードは全部がシンセサイザーで作られているんだよ」と教えてもらったコトがあります。私が思っている以上にあの人はもしかしたらシンセが好きだったのかもしれません。単に新しいモノが好きっていうだけだったのかもしれませんが。その線も捨て難いかなって思うんですけど。なんだっけ。そうだ。お墓に行った際の音楽ね。脱線してしまいました。戻します。

 今日はベイ・シティ・ローラーズを流しました。これなら個人も一定の満足はするのではないかという判断。しかし今思えばアレですね。私はタンジェリン・ドリームであれば数枚のアルバムを持っておりますので、あっちでも良かったかなという。マ、次回はそうしましょう。「リコシェ」とか「フュードラ」とかのアナログシーケンサーの「ケケン・ケン・ケン」っていうくだりね。たまりませんけど。あと私はコンラッド・シュニッツラー氏が好きな関係で「エレクトロニック・メディテーション」も持っております。たしかあれがファースト・アルバムじゃなかったかなって思うんですが。

 ───────────────

 ラジオ日記ですが、自転車での苦行があったため、午前10時過ぎからの放送を聞きました。昭和ポップス愛好家の「さにー」氏による選曲。きょうは太田裕美さんの楽曲を2曲。そのどちらも作詞家が松本隆さん。なんでも「さにー」さんは松本さんのライブについ最近に行かれたのだとか。

 「しあわせ未満」と「さらばシベリア鉄道」を聞きました。

 大滝詠一さんの歌唱の方がややもすると知られているのかもしれない「さらばシベリア鉄道」です。私としては大田裕美さんが歌っていた記憶は常にあるんですけどもう昔のことで、どちらが早くに出たかは忘れてしまっています。オリジナルは太田裕美さんで、その後に大滝さんのセルフカバーなのだということでした。制作現場でのいきさつとしては、大滝さんが歌うつもりで作っていたのだが、どなたかが、大田裕美さんに歌ってもらうことを思いついたのだとか。バッチリですよね。素晴らしいアイディアです。マそんなワケで私は大田さんが歌ったバージョンの方が好きだというお話でした。

 ベイビー・ブーのコーナーで「トロイカ」を聞きました。コーラス・グループっぽい選曲で良いですね。“冬”っていう感じも濃厚。マドンナさんの「マテリアル・ガール」という意表をついた選曲もあり。これが意外に良かった。多人数のパート数を活かして原曲における印象的なリフを再現しておりました。