ホラアナ物語〔22〕

 机に向かって記録を確認するクオッカくんを描きました。

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 ブログ用イラスト備蓄の作成作業ですが、なんとか今月分が仕上がりました。明日からは別の作業をしようと思います。

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 ラジオ日記的には昭和の芸人さんであるトニー谷氏の歌を3曲ほど聴きました。どれも良い歌でした。最初にかかった曲の他は初めて聴く曲だったと思いますが、谷氏の奇唱がスゴかった。

 ちょっと前にネットのニュースサイトで谷氏の評伝みたいなものを読んだんですが、それによると過去の芸をリクエストされても引き受けなかったそうです。どうもご自身に確固とした思いがあったようで。すなわち「デタラメな英語を話すイヤミなヒトを模写した芸というのは終戦のあの時期に本当にああした人たちが居たから成立したものであって、今それを繰り返しても意味がない。ウンヌン。それがパロディってもんだよ」みたいな感じだったと思います。マやはり頭の良いちゃんとした人だったんだなと思います。

 つまり本日のラジオで聞いた奇唱というのも「ココはこう叫ばないと面白くない」ということを理解した上でのパフォーマンスなんではないかなと思います。とても的確ですよ。

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 今週ずっと聞いている「ジャズマイルス」なんですが、まだ聞き逃しサービスを利用していません。このあと聞く予定。

 きのうの夜のことなんですけど個人的に色々と手持ちのジャズ関連をいろいろと聴きました。

 それでイキオイがついて、ネットの動画サイトに移行。するとローランド・カーク氏がギル・エヴァンス氏の楽団にまねかれて1曲だけ吹いている動画を見つけました。これがカークさんとしては最晩年。亡くなる1年ほど前の演奏。つまり右半身が麻痺して右の腕が動かない状態だったんですけど演奏がスゴくてビックリしました。感動しまして。

 それと私の中ではギル・エヴァンスさんはとても良い人だっていう位置に上がりました。エレピでのバッキング。カーク氏の強烈な演奏の周囲をピラララ〜と点描でいろどる、あるいは面で押したり。よく理解されてますね。すばらしかったです。

 まとめとしてはローランド・カーク氏は早くに亡くなりましたけど生きている間はずっと超人だったということ。それとアルバム「天才ローランド・カークの復活」は手に入れたほうが良さそうだということです。