ホラアナ物語〔19〕

 ブログ用イラストの備蓄作り。がんばっています。

 今日のイラストは、クオッカくんがオバケちゃんにスリスリしているところです。好きなんですね。

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 ラジオ日記です。

 NHKラジオ第1。「らじるラボ」。火曜日は俳句のコーナー。

 俳句に“季語”というのがあります。その切り替えのタイミングが「旧暦」に準じているってのを初めて知りました。そう聞くと納得のいく部分が多くあります。はぁそうだったのか。

 季語については他にも個人的に学んだことがありましたので、ココに記しておこうと思います。ちょっと前に日曜日のラジオ番組「文芸選評」の俳句の日に兼題が「かまきり」だったことがありました。

 私は「かまきりって秋の季語なんだ!」とおどろいたんですが、去年の「らじるラボ」の俳句の日でも確か「かまきり」をやったような気がします。その時にも私は「かまきりって秋の季語なんだ!」とおどろいたような覚えがあるんですよね。なにやってるんだか。

 それで今回、ネットでですね。季語辞典みたいなサイトを見てみました。こういうサイトを見てみたのは初めてじゃないかと思います。

 すると簡単に見つかりました。秋。かまきり。「三秋」って書いてあります。秋の季節の期間中の「3」ヶ月使えますよという意味らしいです。なるほど。秋であればずっと使える季語なのだそうです。

 カンタンではありますが、以上のことがらが最近の私が得た俳句上の知識ということなのです。

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 NHKのサイトにある聞き逃しサービスで、マイルス・デイヴィスさんの特集番組を聞きました。「ジャズマイルス・シーズン3」です。小川隆夫さんの解説と選曲。第1夜はデイヴィスさんの40年間における名曲を駆け足で聞いていくという趣向。

 「キリマンジャロの娘」「ゲット・アップ・ウイズ・イット」などのアルバムは、ちょうどこの数日に聞き返していたところでしたので予習は充分といったところ。ついでにいうと午後にもう一度「キリマンジャロの娘」を聞き返しました。良いですね。もうかなりなじんできましたよ。

 私はだいたいエレクトリック期のデイヴィスさんの音源しか持っていないんですが、普段からガチャガチャした音楽しか聴いていないせいで、「キリマンジャロの娘」なんかはかなりアコースティックに聞こえてしまうんですが、ちゃんとエレピが鳴ってるし、ベースはエレキなんですよね。そんなに激しくないもんだから。いやー。反省。

 番組に戻しますけど、亡くなった年の発売でしたか「ドゥー・バップ」から1曲聴きました。ラップを取り入れたヤツ。おもしろかったです。こういう感じだったんですね。トラックもクールでした。でもラップ自体は今日の「らじるラボ」で耳にしたケンドリック・ラマーさんの方が私は好みかも。

 それと65年に初めてエイトビートを演奏したという「エイティ・ワン」という曲を聞きました。アルバム「ESP」より。興味深いと同時に聞けて嬉しい。マなんかしかし私としてはジャズの人がやったエイトビートだなって感じで拍を数えながら音を聞かないと気がつかないなって思いました。

 ジミ・ヘンドリクスさんの「風の中のマリー」に触発されてできた曲が「マドモワゼル・メイブリィ」なのです。という知識を初めて知ってビックリしました。これが今回の最大の収穫。当時の奥さんであるメイブリィさんに教えてもらったということなんですが、この辺も初めて知りました。ですけどとても納得しました。「風の中のマリー」はヘンドリクスさんのファンなら聞き返さずとも音の隅々まで思い浮かべられるという人が多いんじゃないでしょうか。私もそのひとりです。もしかしたらヘンドリクスさんは「激しいギターを弾く人」という認識が大きいかもしれませんが、もちろんその通りなんですけど、静かな曲も相当にスゴい。そうした静かな曲の数々を思い浮かべると、もしかしたら生前にヘンドリクスさんとの演奏を望んでいたジャズの演奏家がチラホラいたというのも理解が行くかなと思ったのでした。