ホラアナ物語〔13〕

 きのうの夜のことになりますが、対コロナのワクチンを接種してまいりました。

 本日の体調なんですが、腕の痛みは1回目よりも軽いかなという感じです。

 ただちょっと夕方から寒気がする感じです。倦怠感もわずかにあるんですが、しかしこれがはたしてワクチンの副反応なのかは不明です。ここ数日、ブログに書いていない部分も含めて運動量が多め。そして今日は気温が下がりました。

 しかしムダな抵抗はやめて早めに横になるのが良さそうです。

 止まっている読書。湯浅譲二さんと西村朗さんの対談集を少し読もうと思います。

 ───────────────

 ラジオ日記なんですが、今現在はNHK・FMの「夜のプレイリスト」の再放送を聞いています。キャロル・キングさんの名盤「つづれおり」の全曲紹介。猫ジャケットの傑作としても名高いワケですが。もちろん自分でも持っておりますし何回この作品を私は聞いたんだかわからない。アルバム全曲が全部イイ。ほとんど泣きながら聞いています。

 実は楽譜も買って持っているんですが、もうほぼすべてのコードネームにセブンスが付いていてビビりました。メジャーセブンスですよね。

 番組の進行は芹澤廣明さん。作曲家。「アメリカの人ですから鼻にかかった歌声ですね」みたいな解説。この鼻声とメジャーセブンスの相性が良いのかも。

 「君の友達」がおそらく一番有名な曲なのかなって思います。この曲はNHKの幼児向け番組の歌のお姉さんがご卒業っていう時に取り上げて見事に歌い上げていました。かなり音域が広い曲なのでスゴイなって思うんですが、真意としては番組を去るけど番組を見てくれたみんなはずっと友達だよっていうメッセージだったんだと思います。美しいですよね。どなただったか名前とかは覚えていないんですけどね。たまたま見たので。

 ───────────────

 それとジャズの権威、大友良英さんの番組もチラッと聞きました。再放送だったみたいです。薄くクラシックの番組を聴いているつもりでいたんですが、気がついたら大友さんが喋ってました。油断もスキもありません。

 マイルス・デイヴィス氏の「ゲット・アップ・ウィズ・イット」から「レッド・チャイナ・ブルース」を聞きました。以前に「レイテド・エックス」への愛と、衝撃については伺ったんですが、今回の文脈としては、ちょっと前の「50年代のディヴィスさん」について軽く触れたモード奏法的な部分についての補足というものでした。それを最小限の音でやりたいんだっていうディヴィスさんの音楽的な野心について。大友さんにとってこのアルバムは本当に衝撃だったみたいですね。

 そのあとにかかったミロスラフ・ヴィトウスさんっていうベーシストの曲がスーパーカッチョよかった。これは腰を抜かしました。ドラムがスゴい。ツインドラム。片方はジャック・ディジョネットさんでした。なるほど。あの人はスゴいからね。生身の人間であるかも疑わしい。

 リーダーを務めたミロスラフ・ヴィトウスさんに戻しますが、チェコの人らしいですね。演奏の場を求めて渡米したと。パンク・ニューウェイブ界におけるアイヴァン・クラール氏みたいな感じでしょうか。私このギタリストがスゴい好きなんですけどね。けっこう器用な方で、いろんな音色を使い分ける印象です。かなり限定的にイギー・ポップ氏のバックで弾いていた頃ですね。多くの人はパティ・スミスとの作業で知っているかもしれません。かなり語弊のあることを言うんですけど私は長くパンクロックを聴いておりますがパティ・スミス氏の音楽をイイと思ったコトが一度もないんですよね。大問題なんですけどね。パンクロック・ファンとしては。

 しかしマ、私の場合、ジョン・マッギオーク氏もギタリストとしてのアイドルのひとりですけど、その活動において重要なスージー・スー氏の音楽も良いと思わないんで、まぁ好き嫌いハッキリしすぎてるんですけど。別に女性シンガーが好きではないとかそういうお話じゃないです。きのうも今日もL7(エル・セヴン)を聞きましたしね。最高ですよ。

 ねむくなってきましたので今日はこの辺で失礼いたします。