地下の虫さん〔13〕

 ガロアムシ氏の変なポーズを描きました。

 攻撃のポーズなのかもしれないです。

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 以下はラジオ日記です。

 NHKラジオ第1「文芸選評」。今年度最後の番組。次回は新年度の4月。

 今日は短歌の日。先週に続いて東日本大震災。

 避難先で赤ちゃんをお風呂に入れるためにヤカンでお湯を沸かすという内容が心に残りました。

 助かった人たちが小さな命を大切にしようとする光景が避難所のそこかしこであったのだそうです。

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 NHK・FMの「世界の快適音楽セレクション」も聞きました。

 ヘルシーな食事の話題。雑穀を混ぜた“おかゆ”の話をひとしきりした後でオーティス・レディングさんの「お前を離さない(65年)」。アイキャン・タンニュウルーズですよ。私も好きな曲。

 本日の番組テーマは「集中力」。レディングさんの残した楽曲から受ける印象とジェイムス・ブラウンさんの諸作から受ける印象の差異についての考察がありました。

 レディングさんは虫眼鏡で焦点を当て続けると発火する。一点集中な感じ。対してJB氏の方はなんておっしゃっていたか忘れてしまいましたけど、その場全体が灼熱という感じでしょうかね。私も番組のゴンチチさんのお話を聞きながらちょっと考えてしまいました。

 他にはソニー・ロリンズ氏がオランダで録音したという聞き応えのある演奏など。純粋に演奏としてだけなら「今日の私にとっての1曲」はこれだったかな、という感想です。

 優れた音楽家が見せる「集中力」に主に焦点を当てた内容だったかなと思います。

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 今日は夜9時から同FM放送「クラシックの迷宮」でオラショが聞けるようですので、絶対に聞き逃さないようにしようと思います。

 パソコンの時間管理ソフトみたいなやつに登録しました。ついつい忘れてしまいがちな時間なので機械のプログラムに助けてもらうことにしました。これから毎週。

 先週の「現代の音楽」で聞けた松平頼暁さんのオラショを元にした声楽曲。興味深かったですけど、また今夜は別にね。予断を持たず、虚心坦懐にフラットな気持ちで音を聞こうと思います。

 楽曲とのファーストインパクトは本当に大事なので集中して聞くつもりです。

 奇しくも「集中力」のお題につながってしまいました。チチ松村さんが「でも集中力はそう長くは続かない」とおっしゃってましたけど、それも本当の話で、集中力の弛緩を挟みながらなるべく高めに保ちたいものです。

 ちょっと別の話になりますが、確か最近にもラジオ第2の「宗教の時間」だったかで長崎・五島列島の神父さんでしたかね。私は牧師さんと神父さんの区別がつかないんですけど。

 そんな方のお話も聞いたのでした。救えなかった少女の話。人と人との間に起こる、ささくれだった感情を不思議に穏やかにしてしまう不思議な男性の話。など。