クアッカくん〔19〕

 葉っぱを食べるクアッカくんです。

 きのう、ラジオから録音した音素材を整理しました。かなり以前のもの。去年に録音しておいたものたちです。

 その過程で、去年のNHK・FM「快適音楽セレクション」を聞き直したりしました。

 「クアッカワラビーが遠くを見る目で葉っぱをモグモグ食べているのがカワイイ」。みたいなことをゴンチチのゴンザレス三上さんがおっしゃっておりました。

 言われてみれば動物園に出かけた時など「ココロここにあらず」っていう状態の動物を見かけたりします。ボーってしてる動物たち。

 本日のイラストはそれとはちょっと違う感じになってしまいましたが、描いているうちに。しかし数日かけてその辺めがけて試行錯誤してみようと思います。

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 ラジオ日記ですが、NHKラジオ第1で「ラジオ歌謡」を聞きました。この1週間。

 午前の番組「らじるラボ」にて。

 よいものですね。ラジオ歌謡。ふるい歌ですけど。

 それと「ねこの歌特集」も聞きました。

 個人的にも手持ちの音源の中からルロイ・アンダーソンさんの曲「ワルティング・キャット」という曲を聞きました。

 この曲はタイトル的には「メルティング・キャット」でも良いかもしれないという、バイオリン族のポルタメント表現を多用した曲。

 いずれにしろアンダーソン氏の猫に対するイメージはかなり具体的なんだなという感想でした。

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 ひきつづき個人的な音楽聴取のお話です。

 メアリー・ハルヴァーソンさんのアルバムを聞きました。コード・ガールというバンド名義のもの。

 先日、バンドキャンプ(ネット上の音楽販売/試聴サイト)で購入してあったんですが。

 「快適音楽」で知り、とても良くて、1曲だけでも買おうかなと思っていたのですが、ほかの曲も相当に良くて。こりゃマズいと。さらにお値段も安かったのでアルバムごと購入したものです。

 ほかの曲もソフト・マシーンぽいというか、ロバート・ワイアットっぽいと言った方が正確なのでしょうか。

 こんなにワイアット的な音楽ばかり作れるのってタダ事じゃないと思ったんですけど英語版のウィキペディアを見ると、そもそもハルヴァーソン氏はかなり早い時期にワイアット音楽と出会って傾倒しているようでした。なるほどそれで。

 まぁ一朝一夕にはいかないですよね。ああいう音楽は普通。

 それで内容なんですが、ワイアット氏参加曲以外のものも良かったです。かなりバンドとしての可能性に野心的に踏み込んだ結果の録音じゃないか。意欲が伝わる内容だと、私は思ったんですが。

 バンドとして良かったです。コード・ガール以外でも共演は多い様子。

 ハルヴァーソン氏の曲をやる時、彼女が仕切る時はコード・ガールって名前として活動しているのかなっていう感触。

 あとはトランペットとコルネット担当の方のハマり具合が良かったという感想。

 やっぱりこれはもうワイアット的な音楽にはぜひ居て欲しいですよね。

 ついでにトランペットとコルネットの違いを調べてみてなんとなくですが理解しました。わりとそれぞれに種類が豊富でコレって決めて言えない雰囲気なんですが、なんとなくソフトに寄り添った音が欲しい時はコルネットなのかなっていう風に思いました。

 たしか映画「ブラス」で主要な登場人物のひとりとしての若い女性が担当していたのがコルネットだったような記憶です。小さいヤツ。

 くわしく知らないで書いておりますので、もしかしたら音としてはフリューゲルホルンと混同しているかもしれません。ソフトな感じでいいますとね。ビートルズの楽曲で知ったんですけどね。まぁ私のコトですから、ネタ元はその辺なんですよ。

 エレキギターのことも書いておかないと。ハルヴァーソン氏の演奏ね。

 アルバム通して聴いて、何曲かあるわけですが、良い演奏家だなって、そのひとことに尽きますね。非常に興味深い。これはイイですよ。良い人を教えていただきました。

 ビル・フリゼール氏との共演もあるっていうのは理解できますね。

 おふたりによるアルバムもあるみたいです。これ欲しいですね。