穴を掘るカンガルーのおじさん。
そして、木の枝を運ぶハイエナのおじさんを描きました。
これは何をしているのか。
それは“炭”作りを意図しているのです。
よくある炭作りの方法としては、窯を作って燃焼させますけど、その他の手法もあるのだそうです。
穴を掘り、ソコへ木の枝を積み重ね、土をかぶせて、煙突を作り少量の空気で焼いていくって方法。
穴を掘るっていうのがちょっと原始的かな、と思いました。わからないですけどね。
それにちょっと動物のお仕事っぽいじゃないですか。
実際は火の加減とか、焼いていく時間とか、経験に裏打ちされた高度な作業であるらしいのですけど。炭作りって。
きのうのイラストも合わせましてですね。
林業をするハイエナのおじさんとその仲間。
炭を作って生計を立てる山の住人。
みたいな感じに考えています。
ハイエナって、ちょっと鼻の先が黒い感じが、炭焼きのおじさんっぽく見えるんですよね。私には。
炭のことを調べる上で、近くにある愛鷹山(あしたかやま)の炭作りについても学びました。
ちょっと良いサイトがあって。偶然に見つけたんですが。
かなりフル回転で炭を作っていたみたいです。昭和30年代いっぱいくらいまで。
静岡県は東京と名古屋、あるいは大阪の中間で、なおかつ海沿い、東海道沿いってコトで生産物の輸送に有利。そんな強み。そういう理屈みたいです。
富士市のかつての製紙産業も同じなんですが。
今も使われている登山道って、かつての炭作りのためでもあって、脇道が多く残っているのはその名残でもあるのだとか。なるほどねぇ。
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ラジオ日記です。
NHKラジオ第1。「らじるラボ」について。
今日はラジオ歌謡を聴きました。
昭和30年代初頭前後の曲。
朗々とした歌声で「すきま風」の歌など。
それと今日は、静岡県の食文化についての紹介コーナーがありました。
浜松の餃子と、静岡市のおでんについて。県内でよく食べられている「黒はんぺん」の話題もあり。
きのうの放送内容になりますが、「列島・音の旅」。2000年の録音。
群馬県、長野原町。湯かけ祭りの録音。
さすがに近年の録音だけあって音質がとても良い。
「おいわいだー!」と叫ぶ男衆の声や躍動感を生々しく感じました。
音質だけでなく編集も良くてメリハリの効いた鮮やかな構成。
太鼓の音からの湯合戦。
雑踏というか、人いきれというか、マイクが近い感じがたまらなかったですね。
温泉が枯れた時にニワトリを湯の神様に供えたところ湯量が回復したという故事からのお祭りなんだそうです。
非常に良い音のレポートでした。イイもの聴けました。感謝。
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最後にお仕事メモなんですが、きのう完成したものをサイズなどの仕様が合致しているかを確認したのち、ネットを介してお送りしました。
結局、お昼までかかった感じ。ま、とりあえず終わりました。
色校正を刷って、また戻ってくるかもしれません。
午後からはちょっとハンパに時間が余ってしまいましたので、イラスト作成に要した写真などを整理。
これが去年からの分もあってかなり多くて、適切なフォルダに収めるのに苦労しました。
しかしまたいつか使用する際に役に立つと思います。