今まさに成仏しかけているオバケキャットの姿です。
しかしネコは気まぐれと言いますから、また戻ってくるかもしれません。
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ラジオ日記です。
NHKラジオ第1の午前の番組「らじるラボ」。
ボサノバ・アレンジでYMOの楽曲「音楽」を聞きました。
音楽ライター・松永良平さんのご紹介。
これは良かった。管楽器の裏メロ具合も冴えていて、聞いて楽しいカバーでした。
「音楽」のカバーはおそらくたくさんあると思うんですが、たとえば「Noh Mask」の「Empire Of The Signs」ですか。私が把握している中ですと。
たぶんシンセとサカモト・リューイチ・サウンドが好きなんだなって感じでこれは嫌いにはなれないって感じというかシンセサウンドに対する直球な愛ですね。
今はもう別人のようになっているかもしれませんけど、当時の「Noh Mask」さんの人格までもが伝わってくる切実なまでのシンセ愛。そんなものが「Noh Mask」の楽曲からは伝わってきます。
私はこういうシンセサイザーに単なる楽器以上の幻影を見てしまっている、当時どうかしちゃってた人が大好きなんですよ。
逆にシンセをジャスト楽器としてソツなく使えてる人はあんまり好きじゃないんですよね。相当に私も歪んだモノの見方をしている自覚はあるんですが、ここはもう仕方ない。
なんか長くなっちゃいましたけど、今日聞いたボサノバな「音楽」はあれ単体で聞いてもカバーうんぬんを差し引いてもイイなって感じの優れたカバーでした。
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それとね。部屋の掃除を続行中なんですが、出てきました。
中学生の頃に静岡のお城の跡のお堀の近くにあったNHK静岡。そこでのリスナー大集合番組「FMリクエスト・アワー」。
おみやげとしてもらったロクジローくんのバッジ。
40年前の品。
私、気づいたんですけど、今までは自分を「物持ちが良い」と思っていたんですが、きっと違います。
単に「捨てられない」だけです。
もう出てくるわ、出てくるわ。いろんな過去の品。
別の言い方をすると「不用品」。
静岡の言葉で「やっきりする」っていうんですけどね。
「うんざりする」っていうような意味です。