本日より、しばらくスクーター・バイクのイラストが続きます。
先日より当ブログにおいて何枚かイラストを掲載しておりましたシルバーピジョンの後継モデルですが昭和32年のスクーターになるようです。
シルバーピジョンのC-110。のちに排気量を大きくしたC-111というのもあるようなんですが、見た目はほとんど一緒みたいで、私には区別がつきませんでした。
とにかく戦後すぐに作られた最初のピジョンちゃんとは隔世の感があります。
スクーターの見た目を数年おきに追うコトで当時の日本の姿、成長も見えてきそうです。
そんな企画です。
最初のピジョンちゃんは形式でいうとC-10といったのだそうです。
ああ見えて排気量は110ccもあったみたいで意外。
しかし馬力としては1.5psだったみたいで、こっちはなんか「まぁそんな感じだよな。おそらく」って気もします。
直接的な比較はできませんけど今のスーパーカブ50ccが4.5psとかみたいですんで、技術の発展すばらしい。
カブちゃんは馬力どうこうっていうよりも低燃費がすばらしいワケなんですが。
でね。今回のC-110。
こちらは175cc。8.5ps。4ストローク単気筒OHVだったそうです。
けっこう凝ったデザインだと思います。
まだ四輪自動車はおいそれと買えない時代。輝いて見えたんではないでしょうか。