以下はラジオ日記です。
NHKラジオ第1「らじるラボ」。
番組内コーナー「FMリクエストアワー・リターンズ」。
送信電波としてはAM放送なんですけど、聞いていると不思議なものでFMっぽさが感じられます。
当時のDJを務めていたアナウンサー起用がそうさせるのかもしれません。
今日はディスコ・ミュージックの特集。
NHK・OBの鈴木桂一郎さんが矢つぎばやにディスコの名曲を紹介。
ご自身でもかなりディスコに入れこんでいたようで、相当にお詳しくてビックリ。曲紹介の熱量が違います。自ら出た言葉は強い。
当時、洋盤をいち早く入手し即座に放送の電波に乗せるということもしていたのだとか。
ドナ・サマー様のエレクトロニックなディスコがそうであったそうですが、打ち込み音楽の権化みたいな存在ですから、旧来のディスコ・サウンドだけではなく今につながる新しい波に対応していたことが伺えます。かなり柔軟だったようです。
当時の赴任先の高松の様子も聞けて良かったです。70年代末という、地方が地方らしかった時代というか。地域性。
私にとっての香川県というと観音寺市を舞台にした「青春デンデケデケデケ」。わずかにそれだけなんですが、エレキブームから10数年が過ぎ70年代後半、当然ながらディスコで踊る若い人たちもいたんだなということがわかりました。
徹夜明けにうどんを食べて自転車で帰るっていう描写がリアルでした。これは青春ですね。
番組の運びとしてはスピーディーで充実したもの。
鈴木アナは60代後半なんですが、やはり体力があれば自分が動きたいように動けるということがわかりました。参考になります。
そんなワケで私もお昼から筋トレをしました。
番組の中で聴いた曲も記しておこうと思います。
非常にバランスのとれた内容。
尺としてそれなりの余裕があったので代表的な曲はかかりました。
私が嬉しかったのはボニーMの「サニー」。それとピート・シェリーさんの「テレフォン・オペレーター」ですね。
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私もディスコソングは好きですので個人的に好きな曲も記しておこうかと思います。
どなたに向けた情報なのかわかりませんが。
最近の調査で知った中でヒットだったのはヘレナ・サロさん。スエーデンの方。81年。
ローラースケートを履いて踊るサマを描写した曲のようです。
[Helena Salo – Rullskridsko-Disko]。
3分足らずの短い曲ですが、みずみずしいメロディラインが楽しめます。
せっかくですので地域性の強いものを何曲か挙げておきましょう。
[Szücs Judit – I love Budapest]
「アイ・ララ・ララ・ブダペスト♪」っていう楽しい曲。
これは1990年ですからディスコとしては割合に最近かなと思います。
「ハンガリーでは90年でもディスコだったのか!」っていう衝撃があるんですが、曲としてはとても良いと思います。
[Paul Jabara – Honeymoon in Puerto Rico]
これは1979年物。「プエルトリィィィィコ」っていうスゴい巻き舌が楽しめます。
7分ある長い曲なんですが充実しておりまして、むしろ中盤以降が聞きもの。
ラッパ隊のがんばりがとても素敵です。
「ラッタッタッタタッタ」ていう同音連打が鮮烈だと感じます。
以上、ロコツなまでに地名を冠したディスコ・ソングのご紹介だったんですが、曲名としての地域性はともかくですね。
ディスコって地域性が薄いというか人工的な音楽ですので、ポップス生産地としては辺境であっても名曲が多いです。けっしてあなどれない。
私の知る限りでも相当にあるんですが、目に付いたものをこれまたダレに向けた情報なのかわからないんですけど記しておきましょう。
[Roxana Beleva _ Песента на щурците]
ブルガリア。85年。狂おしい系のメロディ。
節回しが大変に日本人のココロにもフィットすると思うんですが、いかがでしょうか。
[Rudy – Rien que des amis]。
良い曲だと思うんですが、反面とても80年代的というか古色蒼然とした面も隠せないでしょうか。
もう1曲、“締め”になるような曲が欲しいですね。
[Duo Snoli – Prava prilika]。
79年。ユーゴスラビア。チトー大統領ご存命の頃。
全然悪くないですけど、小粒かなって気もしますね。
[Ekstazė – Prarasta meilė」。
これならどうだ。リトアニア95年。
「ハホホーン♪」っていう名調子が楽しい。めくるめく感じね。うれしいじゃないですか。むしろユーロビートな感もありますけど、メロディに土臭さがあるんでディスコに混ぜても違和感ないかなって思います。
なんとかおさまりが良さそうかなって思いますのでこの辺で。
上記の曲は今ならネットの動画サイトで聴けると思います。
ヒトテマかけてでも聞きたい向きの方はゼヒどうぞ。