今日のイラストは日本の戦後まもないころのスクーター「シルバーピジョン」です。
作っていたのは財閥解体時の三菱。
古いクルマの画像を探している過程で発見しました。
見ていて不安になるような簡素なデザインですね。
まず前のタイヤの小ささがスゴい。
アメリカのバージニア州にあるサルスベリー社が戦前に作っていたスクーターを模したものであるようです。
アメリカはともかく当時の日本の道路事情なんて恐ろしいものでしたから、この小径ですとバビン・バビン飛び跳ねるような、乗っていて相当に疲れたんじゃないかと想像します。
しかもサスペンションが無いみたいなんですよね。どうやら。かなり向こう見ずなコトしますね。
ドライバーは、ちょっと久しぶりの「英雄ネコ太郎」さん。
私のお気に入りのキャットです。
かなり気合が入った表情ですけど、当時の車ですからスピードはどうなんでしょうか。
かなりのんびりした感じだと思います。