カピちゃん練習〔42〕

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 今日のカピ絵はだいぶネズミっぽいですね。
 写真を参考にして描いているワケですが、この立ち方といい、歯の出し方といい、腕の折りたたみ具合といい、「やっぱりカピバラはネズミの仲間なんだな」と思います。いまさらですが。

 本日はイラストのお仕事に使った大量の参考写真を整理したりしました。
 また次に似たような題材を描くときに参照できるようにキチンと収納しました。
 こんなことでも、けっこう時間と手間がかかります。

 地域の仕事の議事録なんですが、今日、改めて公民館的な施設に行って届けてきました。
 議事録作成については、今年度の分は終わりです。

 つきましてはこれまで作った議事録をPDF書類に変換しました。
 持ち歩きに便利で参照もしやすい。
 「去年はどうだったっけ」みたいなときに便利かもしれないです。

 ついでに今年の分のイベントで撮影した写真なんかも見やすく整理すべきですね。
 みんなポンコツなんで細かい位置とかでひとモメするんですよ。
 体育館の壁に吊るす市の旗は国旗の右なのか左なのかとかね。
 別に私は指図する立場ではないんですけど仮にモメた場合に「去年こうだったですよ」っていうとムダな数分間の防止になるかもしれないと。

 来年度からはそうした善意はあるが中身が心もとない集団の組織・編成が根本的に変わるみたいなんですが、どうなるんでしょうね。

 どうやら「まちづくり協議会」っていう今もある、というか度々共同して事業を行っている組織に1本化されるみたいで。
 そちらは地域内それぞれの町内会の町内会長さんとかも連なっているワケなんですが。

 まぁ私としては何か言われたらそれをやるだけなんですが、今よりもラクだといいなと思います。
 多少、仕事が忙しくてもなんとかこなせる程度の仕事量というのがありがたいと思いますが。どうなることやら。

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 ラジオ日記的にはショーケンこと故萩原健一さんのバックで長くギター演奏を務めて楽曲の提供もしていた速水清司さんを招いて萩原さんの思い出と、恒星のような存在感と激しさについて興味深いお話をうかがいました。

 関係ないですけど萩原さんの有名なドラマにおいて東京・代々木にあるビルが「登場人物としての住居」っていう設定で、もうそのビルは取り壊されたそうですが、私が代々木というか千駄ヶ谷に住んでいた頃はそのビルの1階に普通の日用雑貨を売ってる荒物屋さんみたいなお店が入っていて、私はそこで台所に水をためておく大きな洗面器っていうかボールっていうかタライの小さいのみたいなのを買いました。

 存在感のあるビルでしたので、近年でもネットなんかでそのビルの話題を目にすることがあるんですが、私にとっては「水をためておくのを買った店があったビルだ」って思うんですよね。

 大家さんに引越し当日に「あんた! 水をためとくのにアレがないといけないじゃない!」っていわれて買いに行ったんですけどね。
 この大家さんが面白いひとでね。
 白髪の長髪で、見た目はちょっとヤマンバ風なんですよ。
 着ているものはかなり若い感じでしたけど。

 大家さんの家はアパートに隣接していて、家賃を払いに行くと老婆を集めてマージャンしてたりするんですね。
 ンガハハハハハとか笑いながら。

 畳の上に描きかけの油絵とか、彫ってる途中のテングのお面とかが無造作に置いてあって、「足を切りそうだな…」って思いました。ささくれだってましたからね。

 そこのアパートは割とすぐに取り壊しになりまして。
 借家の法律上ちょっと大家さんが私に対してなんかの瑕疵があったみたいで、引越しするときにはサンドウィッチを作ってくれました。
 敷金とかも返してくれたんじゃないかな。覚えてないですが。
 私にとっては初めての一人暮らしで荷物も全然なかったので全く気にしませんでしたが。
 印象は良いですよ。通っていた専門学校にも近く、愛着のある土地ですので楽しかった。
 あの辺は今でも大好きです。

 今では新しく建てたそのビルにピクシブっていうネット上でイラストを描くのが好きな人の集まりを運営する会社の一部門だかギャラリーだかが入っているようです。
 大家さんの息子さんがアパートの1階で小さなデザイン事務所をやっていたので、何か関係があるのかなって思うんですが、まぁとりあえず私にはわかりません。

 今のキレイなビルの姿と、記憶にある昔のアパートの姿じゃムチャクチャ印象が違いますけどね。その点だけスゴいなって思います。

 当時の私は市ヶ谷のデザイン会社で働いていたんですけど、考えてみればアパートの1階もデザインの事務所だったワケで、デザインの現場を毎日往復していたんですね。
 おもしろいなと思います。

 期せずしてナガバナシになってしまいました。

 「ラジオ日記」に戻すんですが、NHKラジオのサーバから消えてしまう前に先週の「すっぴん!」内における「プレミアム・セッション」のようすを聞き返しました。
 録音もしたんでバッチリです。
 PYGのナントカっていう曲。花とか心とかそんな感じのタイトルなんですけど、コレがやっぱり良かった。
 ダイアモンド✡ユカイさんの低い方の良い音域にピッタリなんですよね。

 その時のゲストはローリーさん。ローリーさんが初めて借りたアパートの部屋の間取りっていうのがまたスゴかったらしいんですけど、それはまた別の話。
 ゲストはもうお一人、大槻ケンヂさん。大槻さんはお誕生日がヨイフロで私はヨイゴロなんですけどコレもまた別の話です。
 私が誰かに年齢をたずねられた際に「若く見えますね」って言ってもらえるコトも多いんですが、「大槻ケンヂさんと同い年ですよ」っていうと、たいてい「あぁ」って納得してもらえます。そんな恩義がありますね。学年でいうと私の方がひとつ下なんですが。

 「帰ってきたヨッパライ」におけるローリーさんのギター特殊奏法が大変に惜しみなく披露されておりまして素晴らしかった。あんなに再現する人いない。楽しかったです。
 ギター特殊奏法。山本恭司かローリーかっていうくらいだなと思いました。それかエイドリアン・ブリュ〜。

 以前にローリーさんがご出演されたときには多分TC-HELICONのVOICE LIVEというマシ〜ンを駆使してひとりクイーンみたいなハモりを再現されていたと思うんですが、今回はやはりハーモナイザーをギターにかけてひとりブライアン・メイみたいなワザをされていたと思います。
 学ぶべき点としては「エフェクターかけるなら本人の演奏も人格もエフェクトに負けないくらい濃くないといけない」っていうコトでしょうか。そのへんが私にとっての収穫です。

 今日、番組で聞いたショーケンさんの歌も濃かったしね。ロックなら濃くするコトを恐れるなよと。そんな教訓。加川良ですよ。