なるべく少ない描線で構成したほうが、よりカピバラっぽくなるみたいですね。
むずかしいコトですが、やりがいはあるかな、と思います。
ラジオ日記なんですが、NHK・FM「現代の音楽」。
今朝は町内「そっこうのそうじの日」でしたので冒頭15分くらいは聞けなかったんですが興奮しました。スゴいの聞いた!
めずらしくエレキギターによる現代音楽のコンサートを収録したものであったようです。
山田岳さんの演奏。
山田さんはコレたぶんメインはクラシックギターの方だとは思うんですが、エレキギターも相当に良く触ってますね。ビックリしました。
2曲目はリズムが複雑というか始終つんのめった音型が続く曲だったと思いますが走りきってました。
おそらく実音の使用が極端に少ないというか全編、特殊奏法って感じではなかったでしょうか。お疲れ様でしたと声をかけたくなるような演奏でした。
3曲目は非常にノイジーというか歪みの深い音色。
前の曲から続けて聞くと、クリーンな音色から失われてしまう帯域と、過剰に付加される倍音群というものが良くわかりましたね。
まぁニュアンスもつけづらくなっちゃいますしこの暴力性の表現っていうのは聴く人を選ぶかもしれないです。
一部の人はスゴく喜ぶんだがという。私もソコに含まれるわけですが。
しかし中盤以降はかなり音楽的になるというか特に終盤、歪んだ音色でもふくらませるコトのできるツヤ、みたいな箇所に差し掛かったところはとても美しかったと思います。
思わず時計を見て8時58分だったので悲しくなっちゃいました。ああもう終わっちゃうっていう。
1曲目は松平頼昭さんの作曲であったようですので後で聞きたいと思います。
なんにせよ本日の番組は嬉しかったです。
それと先週の放送も録音してあるので聞かなければ。なんで聴けてないのかと考えましたが、先週の私は小学校の運動場で「どんど焼き」に従事していて頭痛と戦っていたんですね。
そりゃ聞けません。
その次「名演奏ライブラリ」。アイザック・スターンさんのバイオリン。
小品ながら現代音楽っぽい曲も聴けて貴重でした。アントン・ヴェーベルンさんが12音技法に移行する直前の作だというご紹介だったと思います。
しかし本日はやっぱりバーンスタインさんの30分ほどある「セレナード」。
人気のある曲だということなんですが、名手の演奏、さらに作曲者本人の指揮で聴けて感激。
ジャズっぽい箇所もあるというコトだったんですが、ホントにジャズっぽかったですね。良い中間部だったと思います。
それと今日は少しだけ「吹奏楽の響き」も聞きました。
阪神淡路大震災に捧げる曲をいくつか。やわらかく包み込むような曲を聞けました。
管弦楽のストリングスにも負けないくらいやわらかだと感じました。そのふくよかさに驚きました。
「子ども電話科学相談」も聞きました。
今日は「動物」と「恐竜」。
スターンさんのバイオリンにウットリしていて最初の方は聞き逃したんですけど。
恐竜は詳しい子が多いですけど、今日もずいぶん良く知っている子が電話してきてくれていました。
化石の発掘にも参加しているそうで、知識と実践がかみ合っていて素晴らしいと感じました。