なにかが崩壊した悪いモンキー

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 きのうでイラストのお仕事のラフ作成に、ひと区切りついたワケなんですが、すっかり気がユルんでしまいまして。
 ソコにもってきて今日の気温が低めだったというコトもあり、体調が下り坂です。
 非常にありがちなパターン。
 今日も早くヨコになろうと思います。

 そんな中、きのうの夜からブログ用のイラストのストック作りを始めました。
 むしろ私の場合、バカバカしいイラストを描いている方が体力の回復に資するような気がします。

 いつも聞いているAMラジオ放送NHK第1「すっぴん!」。
 番組放送としては今日が年内最後なのだとか。おつかれさまでした。
 トシの瀬ですね。
 木曜担当は麒麟の川島さん。
 2才になるお子さんに「きかんしゃトーマス」のおもちゃをクリスマスプレゼントとしてサンタさんから、おあずかりして娘さんに差し上げたという話が楽しかったです。

 娘さんは「しゃべるタイプのトーマス」が欲しかったみたいなのですが、おくられたソレは無口なタイプのトーマスだったそうです。
 2才の子なりにうれしい気持ちと、完全には満たされない何かとの葛藤があったようだという観察報告。
 でも感謝の言葉が聞けたようですので一件落着です。

 ゲストのコーナーに世界的なパイプオルガン製作者の方がいらして興味深いお話を語ってくださいました。
 数千本にもなるというパイプとそれに付随するリードとの格闘。
 作業は数年がかりなのだそうです。
 おそらく想像するに非常に地味で、ひとつひとつの作業はおよそ芸術っぽくないものであるような気がします。
 しかし完成したオルガンの音を聞くと苦労も吹き飛ぶ。といったお話。
 特に自分の意図が音に反映されているのが確認できるとうれしいみたいなコトもおっしゃっていたと思います。

 他には、18世紀のパイプオルガンの音と、19世紀のパイプオルガンの音との違いなど、実際に音(録音)として聴けて興味深い思いをしました。
 時代によって求められる音に違いがあり、それが反映されるのだとか。

 なんでも作曲家バッハさんがご自分の曲をオルガンアレンジに落とし込む際にある程度、元の楽器のトーンを残したい、なんていう要請なども反映されていったそうです。
 まぁ良くわかりませんけど、フィート数の違うパイプを加えたりして倍音構成に柔軟度をもたせていくという作業なんでしょうか。
 そういうコトを繰り返していくうちにパイプ数が数千本みたいな世界になってしまうようですけど、逆に、ごく少なく数十本というタイプのものもあるそうです。

 そんな具合に色々と、っていうかまぁ全体的に貴重なお話ばかりでしたけど、私としては日曜日に聞いたばかりの細川俊夫さんの曲を思い出しながら聞いたりしました。