いきおいこんでおウチに走りこむ悪いモンキー

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 ブログ用のイラスト「アカナーくん」ですが、数点のストックを作成しました。数日分しか、しのげませんけど。

 しばらくイラストのお仕事の方に集中しようと思います。

 ラジオ日記です。NHKラジオ第1「すっぴん!」。
 月曜日はサンキュー・タツオ先生の担当日。
 落語「芝浜」が誕生してから現在までの変遷について。
 できた当初は短いお噺だったそうです。

 今日の番組テーマは「納豆」。
 小学校の低学年のクラスで給食に納豆が出ると、とても大変な状況になり、担任の先生は給食を食べるヒマがないという投稿エピソードを聞きました。
 上半身がネバネバになる子。
 タレの開封に失敗してタレを浴びてしまい良い匂いになる子。
 カラシを入れすぎて「カラ〜い!」と騒ぐ子。
 はじめて納豆をかき混ぜるにあたり、やり方がわからない子。
 そもそも納豆に初めて直面する子。などなど。

 私が子供の頃には給食で納豆が出たという経験はないです。そんなコトを思い出しました。それとカラシは大人になった今でも滅多に入れません。味覚が子供なんですよね。私は。

 「サブカル用語の基礎知識」のコーナー。「SFとは何か?」という問いについて。
 SFの専門家の方は、「あれってSFですか?」「これってSFじゃありませんよね?」などの質問をよく受けるのだそうです。

 専門家の間ではより精密な部分においての論争があるのでしょうけど、ザックリとした判断を下すにおいての基準、考え方というものを伺いました。

 具体的には映画「スター・ウォーズ」はSFなのか? について解説されました。宇宙船などは出てきますけど、一方で「フォース」なんかも扱われますので、あんまり科学的ではない。それで悩む方も多いと。
 提言としては「SFの原点、そして来歴をたどっていけばSF的なものであるかの見方は割合簡単に身につく」というものでした。
 スペース・オペラなどがSFの原点であるのだから、「スター・ウォーズ」は正しくSFで間違いない。という解説。私も納得しました。

 それとSFだけでなく「歴史を知った上で判断する」というのは応用がききそうです。

 私が当時のコトを思い出すと横田順彌さんなんかは「センス・オブ・ワンダー」なんてコトもおっしゃってましたね。
 「ダースベイダーは杉浦茂さんのマンガに出てきた悪役の再来だ」みたいな感じのコトも言われていたかもしれません。まぁあの先生はかなり楽しんでましたよ。

 それと番組中では「2001年宇宙の旅」の制作スタッフが「スター・ウォーズ」にも関わったという小ネタも混ざっていて、「そうなのか」と感心しました。
 合成技術なんかもそうだと思いますが、チューバッカの毛がフサフサしているのなんかは、「2001年〜」の冒頭の猿人の着ぐるみスーツからの技術の継承だと。
 確かにあれは良くできてます。

 日本の特撮もかなりの水準ですけど、「宇宙猿人ゴリ」や「猿の軍団」なんかを見るに「おサルさんの着ぐるみについては「猿の惑星」なんかと比べると、追いついてないな」って思いましたね。子供でしたけど、当時の私は。

 アレはアレで良いと思いますし、なにより「宇宙猿人ゴリ」っていうタイトルのキャッチーさは天才的だと思いますけど、そういう好き嫌いの問題ではなくクオリティーの部分でいうとね。
 やっぱりああいう毛の質感なんかは特殊な技術だったんですね。そんなモロモロを学びました。