ラジオ日記ですが、ボサノヴァの尺八による演奏を聞きました。
NHKラジオ第1「ひるのいこい」。
「おいしい水」。山本邦山さんの演奏。60年代末の録音である様です。
良いものを聞きました。
時間的にはそれより前のNHKラジオ第1「すっぴん!」は火曜日。ダイアモンド✡ユカイさんの担当日。
9時からのロックスターを語るコーナーではイギー・ポップさんを取り上げました。
80年代末にアンディ・マッコイさんを要するバンドを率いての来日時のエピソード。
アンディさんとお酒の飲み比べをした話など。
ザ・プライベーツの延原さんのお名前も出てきました。
前にエアロスミスのジョー・ペリーさんにエビアンを振舞われたというお話を聞きましたが。ダイアモンドさんはギタリストと飲み物に関する縁が強いのかもしれないと思いました。
楽曲としてはイギー氏ソロ期の「パッセンジャー」。それとジャズ・スタンダードの曲がかかりました。
10時からのゲストを招いてのコーナーは押尾コータローさんのお話を伺いました。
押尾さんの声とか楽曲を聴くのは初めてでした。古市コータロー氏の音楽ならいくつか聞いた事があるんですが。
押尾さんの語りを聞いてちょっと驚いたんですが、語りクチからしてグルーヴがある。
ひょっとしてルーツ・ミュージックと呼ばれるようなあたりをかなり聞かれているのかもと思いました。
後でかかった曲を聴くと確かにその語りクチから感じられたグルーヴと同種のノリが演奏にも出ていて「これは間違いない」と思いました。
想像ですけど、こういう人は歩き方もソレっぽいのではと思いました。
カカトが地面についてヒザからコシ。そして上体へと。1拍アタマをカカト着地と捉えてバックビートと“しなり”。すなわちグルーヴですよね。
聞かずにいて思っていた押尾さんのイメージは番組でもかかりましたけどウィンダムヒル・レーベルみたいな感じの音楽。そんな風に思っていたのですが、そっちだけではなく多面的な音楽性をお持ちなのだと理解しました。
タック&パティの名前が出てきて「なるほどね!」って思いました。
まぁそのあたりとなると私はほとんど聞いてないのでわからないんですが。
その他、石田長生さんに作ってもらったという曲も聞きました。
ちょっと調べてみましたが押尾さんは石田さん直筆の楽譜を大切にしていて、演奏の際にはそれを持参するのだとか。非常に愛が強いですよね。
その他ギターの演奏的にはメジャーのオープンコード使用時にマイナーコードがよぎる際の工夫などが興味深かったです。