足がすくみ思わずたじろいだヒーロー・キャットちゃん

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 今日のエントリはきのうの続きみたいな感じです。
 この機会を逃すと、もう書くコトもないんじゃないかっていう小ネタ。

 「ナゾの深編笠とかの販売店」なんですけど、このお店が並んでた通りがいわゆる「新宿通り」ですよね。コレを1本、北の方に行くと「靖国通り」になりますか。この道もかなりフラフラ歩いてました。私。何度となく。

 しかし「新宿通り」と「靖国通り」に挟まれた区域っていうのは、足を踏み入れたコトがないです。ナゾ。
 通りを挟んで隣接する区域の新宿歴史博物館には行ったコトがありますし、荒木町っていうんですか。三栄公園の通りなんかはよく歩いたんですけど。残業帰りにね。

 愛住町とか四谷4丁目ってコトになるのかな。私にとってのナゾ区域。
 ただし1度だけ入りかけたコトはあるよっていうのを図にしたのが本日のブログ用イラストです。

 今、思い返すと「夢だったんじゃないか」って気もします。割といつもボーッとしてますからね。私。
 そんな前置きした上で書いていこうと思うんですが、雨が降っていたか、それか雨上がり。とにかく湿気は多かったんですけど、1歩踏み入れてまずビックリしたのが家の屋根が視界より下にあって割とビッシリ建ってるんですよ。
 土地が低くなってるみたいで。

 四谷の駅前から新宿まで「新宿通り」を通ると平坦ですので、突然現れたヘコんだ土地構造にビックリしました。
 「へー! 谷になってるんだ!」って感想です。

 しかしまぁ「靖国通り」を通ると確かに富久町のへんで上り坂なんですよね。けっこうきつい傾斜。あの「丸正(スーパー)発祥の石碑」はまだあるんでしょうか。

 私の想像ですけど、どうやらその付近の土地はポケットみたいにヘコんでるんじゃないかと思います。
 さらにその日は、霧が立ち込めていて、「モワ〜ン」みたいにスゴくマガマガしい感じだったのでオジケづいてしまって先に進めませんでした。あんなに湿気ってたまるモノかなって不思議なんですけど。

 とにかくもう本当に一瞬の出来事に近かったんですけど強烈で。

 この先、関係ない話に接続しますけど、安部公房さんの小説「砂の女」。

 砂地で風が激しく吹く特殊な立地の小さなナゾの村が背景でしたか。
 家々が窪みに建っていて、それぞれが孤立している…みたいな設定だったと思います。

 実はあれを読むたびに思い出すのは上記いたしました四谷4丁目とかそのあたりで見た一瞬の景色なんですよね。
 非常に個人的な思いに終始するワケですが、そんな感じですよ。

 実に些細なコトではありますが、そんなアヤフヤな記憶にある風景もこうして図にしてどなたかに伝えるコトができるワケですから、イラストとかが描けると便利ですよね。実に今更ですけど。