妖怪…アカカナジャーくん〔2〕

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 妖怪アカカナジャーくんなんですが、キジムナー同様、ガジュマルの木と関係が深いようです。

 私のイラストでは、かなり「ヒトの子供」っぽくしてみました。
 全身が赤っぽいイメージだというのは言い伝えの通りです。変更なしです。
 ほっぺも赤いらしいのです。かわいいですね。

 私のイラストでは腰ミノをつけていますが、葉っぱはガジュマルの葉っぱのカタチを参考にしました。
 胸につけているペンダントは木の枝を輪切りにして穴を開けた感じをイメージしています。

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 きのうと今日は寝坊してしまって楽しみにしている午前のラジオ番組を聞き逃してしまいました。

 かろうじて「世界の快適音楽〜」は後半の1時間だけ聞けました。しかし収穫は多くて良い音楽との出会いを得ました。

 「現代の音楽」は、録音だけはしましたが完全に未聴。夢の中でした。

 「科学・子ども電話相談」の時間になってようやく起床。
 「キノコのカサの下にあるヒートシンクみたいなヒダヒダ」。あそこから胞子が出てくるという点について学びました。
 なるほどね。

 キノコのカサの形状というのも、地表に起こる風などを捉えやすくなっているそうです。

 風を受けて胞子を散らしやすくなってるんですね。
 よくできてます。

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 「現代の音楽」を聴けなかったのは既に書いた通りですが、個人的な聴取活動として松平頼暁氏の、主に60年代末の録音を聞きました。

 松平氏の電子音楽といえば「トランジェント’64」。
 金字塔だなって思うんですが、愛聴しております。これを手に入れたときは嬉しかった。CDで聴けるんだなって思いました。また「テープのための「アッセンブリッジス」っていう曲が、むき出しのテープ・ミュージックって感じで非常に良いのです。

 実は、それとは別に今回新しく、氏の「NHK「現代の音楽」アーカイブシリーズ」っていうのを入手しまして。大変に嬉しいです。
 いやー嬉しいですね。何回も書いちゃいますけど。

 今日は「弦楽四重奏とリングモジレータのための「分布」」という曲を聞きました。曲名は前から知っておりまして、個人的に「こういう曲じゃないかな?」って想像していたんですが、当然内容的には違う部分もありましたが、やはりリングモジュレータの特性を生かした部分というかキシみつつもギュギューンと伸びる部分というのは充分に聞ける内容になっていました。うれしいですね。

 それと「分布」っていう言葉を考えれば当然なのかも知れないですが、弦による演奏というのが、かなり「解体」されている印象でした。
 演奏とは別に、もしかしたら弓を置いたりする音なんかも混じっているのかも知れないですけど、機器を操作するオペレータの存在を感じさせる音がふんだんに収められていて、音符的な部分を離れた距離感というかそんな趣向も楽しめました。

 これは10分ほどある曲ですので、じゅうぶんに音に浸れるという世界になっています。