雲南キンシコウさんたち〔3〕

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 いくつか用事がありまして、市内のにぎやかな方面に行ってまいりました。
 ホームセンター「ジャンボ・エンチョー」で、クツの中じきを買いました。
 静岡県内では有名な名店「ジャンボ・エンチョー」です。
 このお店が1970年代に爆誕した時にはそりゃもうビックリしたんですがその辺のお話はいずれまた。

 月末にせまった夏まつりなんですけど。私は朝から晩までお祭り会場である商店街のあちこちをウロウロしなければならない予定です。
 足が痛くならないように、なるべく厚めの中じきを買った。というワケなのです。

 夜からは「県下一斉街頭補導」に参加しました。
 いうまでもなく地域の奉仕活動。私の場合、生涯学習推進会・総務部としての立場で参加してきました。
 初めて参加したんですけど、具体的な内容としては、学童諸氏の通学路を歩いて辿ってみて、危険な箇所がないか検証するというもの。

 昔からの問題ですけど、私が住んでいる町の一角としては道が狭くて車が通るとすり抜け困難な箇所があります。
 一部分は将来的に拡張される予定もあるようですが、まだ大半は狭いまま残っていきそうな見込み。

 あとは停止線がちょっと消えかかっているとか、そんな感じ。大体において安全な道ではないかと私は思いました。

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 以下はラジオ日記を簡単に。
 今日のNHKラジオ第1「すっぴん!」のゲストは漫画家の久保ミツロウさん。
 私にとっては漫画家というよりもラジオ番組を持っていた方というものなんですがお声を聞いたのは初めて。
 そして水曜パーソナリティーの能町みね子さんの名前を知ったのも久保さんとのラジオ番組でだったことを改めてというか初めて思い出しました。
 そうだったんですよ。
 久保さんの「モテ期」か何かそんな感じの流行期なんでしょうか。
 もうけっこう前です。
 あまり私は「モテ」っていう軸で何かを考えたコトがなかったので聞かなかったんだなと、改めて自分で気づきました。
 私は興味の対象が音楽にかなり、かたよっていますからね。

 本日の番組の内容としては同年代の女性3人ということで非常に話しやすかったようでトークの滑りが非常に良かったです。
 半年に1回くらい久保さんに来ていただくべきではないかと感じました。

 ただ1点、気になったコトがありました。これは私だけかもしれませんし、きのうのエントリでも書いたとおり、私は世間一般とその感覚が相当にズレているんですけど一応は書いておきたいです。

 番組中で「ラジオの世界で女性が果たしてきた役割、存在感」みたいなコトが語られました。
 まだ充分に発揮できていない。そんな論調でした。確かに半分くらいはそのとおりで、もっとできるハズ。それは確か。
 ンガしかし。

 秋山ちえ子さんの50年にもわたるラジオ業への評価はどうなったのかと私は言いたいです。
 身体中の水分があらかた蒸発してパッサパサの煮干しみたいな身の上になっても訴え続けた女のマゴコロをないがしろにして良いのか。
 秋山先生の最晩年はおっしゃるトコロ「このコロは日中の大半を寝て過ごしております。蔵みたいな造りの家ですから涼しいんでございますのよムホホホホホ」うんぬん。
 そんな感じのライフスタイルであってもマイクの前で喋り続けた秋山先生の半生を意図的に無視してないがしろにする番組内容には疑問を感じました。

 その他にもアシスタントという立場であれば、森本毅郎スタンバイにおける遠藤泰子氏であるとか、タモリの週刊ダイナマイクでの堂尾弘子氏。吉田照美氏のやるMANにおける小俣雅子氏。鶴光の噂のゴールデン・アワーにおける田中美和子氏。「あしたカサいりまへんでぇ」。
 メインの男性パーソナリティーを喰ってしまうくらいの女性はたくさんいるんですね。そして今もたくさんいらっしゃると思います多分。

 今日の番組内容が今後のラジオ界において女性としてがんばるぞっていう大意であるコトは理解するんですが、どうかこれまでの女たちの残したツメアトについても自覚的であってほしいと願う私でした。