雲南キンシコウさんたち〔2〕

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 ラジオで2人組のファンクユニットであるサイモンガー・モバイルの貴重な肉声によるインタビューを聞きました。
 いつも聞いているNHKラジオ第1「すっぴん!」です。

 びっくりしましたね。こんな全国区の番組に呼ばれるほどの知名度があったとは。
 私自身のズレを感じました。世間一般との。
 私としてはダンボールバットが全国区の番組に進出したのと同等な驚きがありました。

 私がサイモンガーを知ったのはいつでしたかね。もう10年くらい前になるんじゃ無いでしょうか。
 ネットでエンソニック社のESQ-1っていうシンセサイザーのことを検索したときに見つけたんだと思います。
 もしかしたら思い違いかもしれませんけど、確か「このシンセは音が作りやすい」とか書いてらして。
 けっこうなシンセマニアっぽく見える人でも案外、音を自作するケースは少なかったりするものですから、「この人、自分で音いじるんだな」とそれだけで私の中では高得点。好印象でした。
 そのコロはまだサイモンガー&ファンクルとか、そんな名前のバンドで活動されていたかと思うんですが、その後にサイモンガー・モバイルになったコトまでは知っていました。

 ただ、嫁モバイルさんとお二人で活動するようになった経緯がイマイチ不明でしたので、本日のラジオ出演でそこが明らかになったのは私にとっては非常に嬉しかったです。
 ネットのSNSかなんかで嫁モバイルさんが「明日のライブは私もゲストとして参加」とかそんな記述をされていたのを見た覚えがあります。
 その時点で割と夫唱婦随な関係性というのは理解しておりました。

 本日の放送を聞いた感想としては「そもそもナゼこんなカミさんが居ながらにしてお一人で活動しようと思ったのか」というものでした。
 まぁやっぱり明るい性格の奥様で、鍵盤もお弾きになるし、二人バンドで正解だなと思いました。

 スタジオライブもありましたが、楽しく拝聴。
 曲が良いですよね。
 心底ファンク・ミュージックを愛されているのがよく伝わってきます。

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 聞き逃しサービスで同じく「すっぴん!(火曜日)」内の「ユカイなジャンピング・フラッシュ」というコーナーを聞きました。
 チャック・ベリー様の誕生日を映画化して祝うというような企画でローリング・ストーンズのキース・リチャーズさんが骨を折ったという内容。
 まさに聞き逃していたんですが、サーバから消滅するギリギリのタイミングで聞けました。危ない。
 パーソナリティのダイアモンド✡ユカイさんがアコースティックギターでベリー氏の有名フレーズを演奏&実演。熱のこもった解説が大変に嬉しかったです。

 特にリチャーズさんがその後ソロ活動するにあたって組んだバンドの根っこがこの映画にあるというお話は大変に興味深かったです。

 まぁしかしチャック・ベリーさんも不思議な人で。
 愛された人でした。
 私も好きです。っていうかあの方を抜きにしてロックン・ロールは成り立たないんでね。