妖怪ストーンズ_オじぞう氏〔6〕

stone fox and boy

 本日のブログ用イラストは「おいなりさん」です。

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 日記的なことですが、1日中、部屋の片付けをしました。
 気がついたらもう夜ですよ。
 ビックリ。

 明日もがんばります。

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 以下はラジオ日記なんですが、今日はNHK・FMで「世界の快適音楽セレクション」を聞きました。
 今回の番組テーマは「本家とフォロワー」。
 影響を与えましたよって存在の音楽家の曲と、影響を受けましたよって方の曲を聴き比べるという趣向。
 これが楽しかったです。

 聞く側としても「どこに影響が現れてるかな?」ってさぐりながら聞くことができました。
 非常に引き込まれました。

 私の収穫としてはジャズ・ピアニストのアート・テイタムさんとオスカー・ピーターソンさんの演奏。
 この手の演奏としては初めて魅力がわかったかもしれません。
 2曲を聴き比べることによって、単体では聞き逃してしまいそうな優れた共通点というものが飲み込めたのかもしれません。
 なんか、異なる2点間から観察してみて、今まで見えていなかった像が立ち現れたというか。

 自分でちょっと驚きましたけど、つまりそれほどに演奏が素晴らしかったのかなと思います。
 和音がきらめいていました。
 どちらも独奏でしたので、それぞれのおふた方が持つタイム感がつぶさに感じられたのも良かったのかも知れません。
 すごい演奏でした。三上さんのご選曲でした。
 三上さんは本日は特にピアノ曲についてのご紹介。

 松村さんはギターについてお話しされていた感じ。ブラインド・ブレイクさんの演奏が放送されました。
 高校生の時分に、フィンガー・ピッキングへの興味から触れられたというようなイキサツであったようでした。
 相当にシブい趣味だと思いましたけど、どうだったんでしょう。
 70年代末くらいかなって思うんですが、新しいものとか名盤とか、たくさん生まれていた時代ですので、古いブルースに目が向いたというのはスゴかったんじゃないかと思うんですが。
 しかし言われてみるとラグタイム・ブルースのラインというのは松村さんの伴奏に息づいているのかなと納得する部分もあり。

 今日の番組はいつも以上に選曲が大変だったのではないかと思いましたが、良い内容だったと思います。
 ジョニ・ミッチェルさんからプリンスさんの流れはもう聞いていて感動しました。

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 ピーター・バラカンさんの番組も聞きました。
 ディック・デイル氏の「ミザルー」。
 リンク・レイ氏の「ランブル」など。
 他にも楽しい曲がたくさん。

 ゴンチチさんの番組は欠かさず聞いている私が、ピーター・バラカンさんの番組についてはあまり聞いている様子がない。ナゼなのか。
 その理由については、もう30年ほど私が引きずっている深いワケがあるんですが、詳細についてはまたの機会に。
 きっかけとしては当時の氏の発言にあった「アリソン・モイエの良さは僕が一番わかってる」っていう表明に激しく反発したっていうコトなんですけど、これだけじゃ伝わりませんよね。

 普通に私なんかが聞いてる音楽が好きであるならバラカン氏について好き嫌いはともかく一定の敬意はあって当然なんですよ。
 それが私の場合、「終生の敵」って位置付けてましたからね。極端なんですよ。自分で言うのもなんですけど。
 ちょっと込み入っていますし、何も考えずに書いちゃうと気分を悪くされる方も出るやもしれないって思いますので日を改めて、ていねいに書こうと思います。

 それはともかく、リンク・レイさんとボ・ディドリーさんなんかの音楽をミックスすると私が好きなストゥージスとか、あんな感じが生まれてくるのかなっていう気はスゴくします。イマサラながら。
 番組内で聞いたお話によりますと、近年に作られたリンク・レイ氏の映画があるんだとか。

 リンク・レイさんは、私が聞いているようなガチャガチャした音楽の始祖みたいな方ですけど、音楽面のみならず、ちょっと興味を惹かれる方ではあります。
 ネイティブ・アメリカンの血筋であるとか。
 性格的には多面的な部分もあったとかって聞きます。
 関係あるのかわかりませんけど、晩年は奥さんの地元である北欧で暮らしてたんですよね。
 肺が悪かったみたいですけど、私が持っているライブ盤ではビートルズナンバーを楽しそうに歌われていて、肺のコトは当時知りませんでしたので、「ちょっとカツゼツが悪い気がするけど、歌うの好きなんだな」って思って聞いていました。