オンブリヨンちゃんの生態を探る〔25〕

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(すみません。きのうのブログ更新作業を忘れておりました。イラストの作成だけは済ませてあったんですが………忘れてました。本日の更新は2件分です。「いつもこのブログに来ているよ!」という方は1日分さかのぼってご覧ください。)

 いやー。そんなワケでして、目が回るくらい忙しいです。来週の金曜日まではこんな調子が続く予定。
 町内会関連のお仕事とイラストのお仕事に振り回される予定です。

 本日は小学校区の公民館的な施設に行きました。
 くどいようですが本当に忙しいくて。今日の集まりの内容を把握せずに、とにかく「行けばわかるだろう」と家を飛び出したというていたらく。非常に混乱しています。
 結局のトコロ、今日は来年度の生涯学習推進の人たちから部長と副部長を決めるという集まりでした。私は今日いらした皆さんに助言したりするだけ。あんまり当事者じゃない感じ。気分的には楽ですが。

 外出したついでにコンビニで自転車の保険を更新したり、スーパーで「おしょうゆ」を買ったりしました。今日を逃すと来週の中頃まで用事を解消する時間はありません。
 えーと。それで何でしたっけ。もうコレでいいのか。何か忘れているような気もしますが思い出せないです。

 ラジオ日記を書いておきます。
 今日はNHKラジオ第1で、音楽家の大友良英さんの作曲された曲をたくさん聞きました。いつも聞いている午前の番組「すっぴん!」です。
 大友さんといえばNHKのドラマ「あまちゃん」。しかし今は「いだてん」の音楽を担当されておるワケなんですが。
 そんな「いだてん」の劇中曲をいくつか聞かせてもらえました。充実してましたね。
 私はテレビを持っていないので初めて聴きました。

 中でもスタジオ周辺にいる人を素人であろうとも構わずに、とにかくたくさん集めてパーカッション群を構築したという曲は非常に厚みが出ていて感動しました。

 やっぱりリズムがドッシリしていると、上に何でも乗っけられるなという気がしてきますね。
 素人の人に参加してもらってまとめ上げるという手腕は、日本各地で子供たちを相手にワークショップを繰り返されている大友さんならではなのでしょう。

 それと別の曲だったかと思いますが、三味線の音が鳴っていました。大友さんのご紹介によると田中悠美子さんというお名前。
 調べてみたらやっぱりグラウンド・ゼロに参加されていた方でした。
 「アイ・セイ・ア・リトル・プレイヤー」のカバーを聴いた時に三味線が入っているのがとても良いなと感じたんですが、それが田中さんの演奏だったようです。
 田中さんは三味線という伝統音楽の人でありながら、「プリペアド三味線」などという活動もされている、とても意欲的な方であるようです。今日はとりあえずソコまで知りました。
 まぁもっと以前は仙波さんのはにわちゃんか何かにも参加されていたようですので元々かなり柔軟な方だったんでしょうね。

 それと大友さんご自身の演奏でノイズギターの音も聞けました。非常にキレがあって鮮烈な良い演奏。個人的にはやはりココがハイライトでした。

 最後に、大友さんが福島でされている活動の一環として古関裕而さんが昭和の昔に作った曲で福島でお祭りの際に使われているという曲をリメイクしている最中だというお話を伺いました。
 これも素晴らしいなと思いました。昭和のプロダクツをより古くしたが、リズムとしては今の感じみたいなお話。
 昔の日本のボン・ダンスは今ではありえないような変なネバリをしているみたいなこともチラリとおっしゃっていました。

 去年のNHKラジオ第2の「ニッポン時空旅」でもそんなスゴいナマり方をした曲を聴いたことを思い出しました。
 アレはスゴかった。「日本のリズム」みたいな部分に焦点を当てての特集の一環でした。非常に興味深い内容で素晴らしかった。

 番組ゲストのプロ・ミュージシャンの方は「コレはアレンジ」みたいなコトをサラリとおっしゃっていましたが、私にはとてもそんな風には聞こえませんでした。
 打ち込み音楽の世界では「グルーヴ・クオンタイズ」みたいな概念がありますけど、私にはアレはどう聞いてもネバりすぎていて、むしろ後ろのビートのエリアにお邪魔してる感じでした。

 大友さんがおっしゃっていたお話とは別の事柄になっちゃいましたが、いろいろ知るにつけビックリさせられるという構造としては似てるんでしょうか。

 今日の放送の大友さんコーナーを全部を聞いた感想としては、大友さんの才能があらゆる面でスゴいって感じでしたが、同時にかなり演奏家それぞれの力量にも頼っているというお話をされていて、もしかしたら大友さんは、録音の場で「こういう感じを求めてますよ」ってプレーヤーに伝える力量に優れているのかと思いました。とても重要なことですが。あともうひとつ「現場でけっこう作ってる」みたいなお話でしたか。その場のキビをくみ取ってまとめるっていう即興演奏で鍛えられた真髄なのかなって思った次第です。