オンブリヨンちゃんの生態を探る〔5〕

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 しばらく当ブログにおいて無言のエントリが続いてしまいました。いそがしかったです。

 なんとか「副読本のラフ・スケッチ作り」が終わりました。
 仕上げ作業に移っても良いかについては、お返事がおっつけ戻ってくると思います。
 その際にはまた忙しくなることが予想されます。今はブログ用のイラストの量産に、はげんでいるトコロです。

 ラフ・スケッチの作成で、かなり消耗しましたが、体調も戻りました。
 それといくつかの町内会関係のお仕事もこなしました。
 いよいよ年度末も大詰めが近づいていて、この先も相当にいそがしいと思います。

 インフルエンザの流行のピークは過ぎたようですので、ホッとしています。なんとか切り抜けられました。
 まだ気をゆるめて良い時期ではありませんが。

 そんな世間話をしている場合じゃないのでした。
 最近の当ブログにて展開中の「オンブリヨンちゃん・シリーズ」についてご説明しておこうと思います。わかりにくかったですよね。

 先の「ちょうちんオバケちゃん・シリーズ」と同じく。ネタ元としては、最近にこの為に購入した水木しげるさんのご著書「日本妖怪大全」から適当に開いたページに載っていた妖怪をイラスト化しています。
 ただし今回も私独自のアレンジが大きいというかけっこう別物になってしまっています。
 そのため、本当の名前は「オバリヨン」なんですけど、「オンブリヨン」という別の名前をつけました。

 カエルっぽい外見で始めたんですが、よく考えていなかったものですから、スガタ・カタチもけっこう変化していくと思います。
 草むらにかくれていて、通りかかる人の背中にオンブをこころみるという妖怪なんだそうです。

 私の解釈としては、草むらによく生えている、衣服にくっつく草花のタネ。ああいうものが妖怪化したというコトにしてみました。ちょっと植物に近い感じ。悪いコトはあんまり考えていない部類です。

 また、水木さんのご本によると「家まで連れ帰ったトコロ、小判が背中から降りそそいできた」みたいなコトが書いてあったんですが、小判じゃあまりにも景気が良すぎるかな、と思い、もう少し小銭ってコトに改めました。
 それと「オンブ」というコトですんで、子泣き爺にならっておヒゲを生やしました。

 改めて手元に届いた「妖怪大全」を眺めてみたんですけどムチャクチャ分厚いんですよね。
 別にココに載せられている全ての妖怪をワタシ独自の解釈でイラスト化する。とかは考えていないんですけど、ちょっと体系化して整理しておかないと後々収拾がつかなくなる恐れがあるかも。ってコトでオンブ系はおじいさん。みたいにしてみました。

ごく普通のカエルさんたちと区別したいっていうのもあります。ちょっとお尻の方がギザギザにやぶけた感じのデザインになっているのはそのためです。