今日は「バズコックス」というイギリスのロック・バンドの音楽ばかりを大量に聞きました。
どうやら主たるメンバーのピート・シェリーはんが亡くなってしまったようで。
ちいさからぬ喪失感を感じています。けっこう深いです。
音源を聴き直していると「なんていう生命力だ! ブリブリかがやいてるよ!」って感じるんですけど。…ココロは晴れないっていうね。
本当によくできた曲が多いんですけど、20年くらい前の「モダーン」っていうアルバムの「チョイセズ」っていう曲が好きです。
最初に聞いた時には「こりゃなんとも変な曲だな」って思いましたけど、よく聞くうちに、バズコックスの良いトコロを引き継いだママに新機軸の構造を組み入れた曲なんだなっていう感想に変わりました。
バンド・サウンドとテクノっちい感じの融合とも言えるんでしょうか。
ソロ・アーティスト時代にはドラム・マシ〜ン相手にザンザカとアコギを刻んでましたけど、ピートはんの刻みはマシン・ビートにガッチリ組み合ってましたからね。そういう感じの先駆者でもあったんですね。ガッチリ弾きまショーって感じで。夢路いとし・こいしですよ。
多作な人であっただけでなく、バンド・メンバーのディグルはんがコレまた良い曲を作れる人ですんで、バズコには聞くべき曲が多くて1日だけではとても聴ききれないんですが、聞けば聞くほど名残りが惜しい。
あくまで個人的にはですけど、まだサヨナラは言えないなって感じです。
生きてますよ。私の中ではピートはん。
ネヴァー・キャン・セイ・グッドバイ。
なんで最後にジミー・ソマーヴィルはんなんだって感じですけどね。
ホントに悲しいですよ。