おやこトリ

tori_kazoku

 「電気」のイラストのお仕事の進み具合メモなんですが、主線描きをはじめました。

 ラフスケッチとしては、今朝にお送りして、早々にチェックをすませていただきました。
 軽い訂正が入りましたので、それらを反映させつつの主線描きになります。

 きのうの夜、かなりよく寝ました。そのせいか、今日は悪くないすべり出しです。
 ラフが出来上がるとホッとします。あとはひたすら良い絵にしようと心がけるだけで進んでいきます。毎回、同じようなコトを書いてるような気もしますが。
 本当にラフの段階ではアタマを使うのです。あとはけっこう楽なんですけどね。

 ラジオ日記的にはいつものNHKラジオ第1「すっぴん!」。ビートルズの「トゥモロー・ネバー・ノウズ」を聞きました。本日の番組テーマは「アイディア」。朝早くのコーナーでは平賀源内氏。稀代の“アイディア”マンだったワケなんですが、氏の人生を詳しい先生に教えていただく趣向。最晩年はけっこうヤバい人格だったと聞いて戦慄いたしました。

 で、ビートルズの「トゥモロウ・ネヴァー・ノウズ」なんですけど、火曜パーソナリティーのユカイさんが番組中でおっしゃていた通り、アイディアの詰まった曲ですね…。なんといってもC一発。ベースだけほんの一ヶ所ちがう音を出してますけど他はもう本当にひたすらCをブン♪ボーン♪って感じに弾いてるだけなんだと実際に自分で弾いてみて納得したのですけど驚きましたよあの時は。音を出す位置の緩急でそう感じさせないんですね。自分で確認した後もそうは思えないくらい。

 ドラムは1小節のループ1ヶだけで構築してますし、相当にミニマルな構造をしているのに上物が非常にたくみなのでとてもカラフルな印象に仕上がっているのがスゴいですよね。
 今まで私も何度聞いたかわかりませんけど聞き飽きません。
 このアルバム「リボルバー」は特に「アイム・オンリー・スリーピング」のレコーディングが5月の上旬という私が生まれたその日とカブるため、かなり心情的には「アイム・オンリー・スリーピング」派ではあるんですが、しかしまぁウソはつけません。「トゥモロー・ネバー・ノウズ」が「リボルバー」の中では一番好きな曲です。こっちは4月の上旬の録音ですね。

 ま、ぞんな感じなんですが個人的な音楽聴取活動としてはスティーヴ・ライヒ氏の「18人の音楽家のための音楽」を動画サイトで見ました。ライブ映像です。この曲は私もライヒ氏のボックスセットで持っていて愛聴曲なんですが、演奏風景を見たのは初めて。
 驚いたというか感嘆しました。こうやって音を出していたんだ!って思わされましたねぇ。この曲もとてもミニマルですけど、そう感じさせない大変な名曲です。

 今はジョン・アダムズ氏の「シェーカー・ループ」という曲を同じく動画サイトで初めて聞いているんですが、これも相当に良い。アダムズ氏の作風はかなり広いのだと知りました。