きのうのNHK・FMの「世界の快適音楽」においてヒューバート・ロウズさんという音楽家の存在を知って少なからず感動したわけなんですが、あの「ウィンドウズ」っていう曲。60年代末に録音されたものなんですよね。
私は非常に不勉強でジャズといったらローランド・カークどんとか、マイルス・デイヴィスどん。このオフタカタくらいです。誇るほどではないにしろ、それなりに音源持ってますよって言えるのは。
つまりジャズの歴史から考えると知識的にも聞き込み的にもスッカスカなんですけど、どうもこの60年代末から70年代っていうのは何かあるんじゃないですかね。
違う言い方をすると今の超大御所って感じの演奏家が若くてバリバリやってた時代とも言えるのかもしれません。
きのうの「ウィンドウズ」にしろ、チック・コリアさんの当意即妙なポロンポロンの存在感というか音楽的ひらめきが多くの色彩を曲に与えていた気もします。
私の年齢を考えるとあまり時間は多く残されていないワケですが、時代を区切ればジャズに何が起きていたかを知ることも不可能ではないのかもしれないと思っています。
ちょっと控えめな言い方をするのはナゼかってハナシなんですけど、私の専攻は今のトコロ、80年代中頃のシンセポップのウゾー・ムゾーなんですけど、まだまだ全然聞ききれてないです。
私は10代中盤からとぎれるコトなくこんな音楽を聴いてきたつもりですし、ヒト1倍アレやコレやと音楽を聴く時間はあるワケなんですけど、いますねー…。とんでもない量のシンセだったりリズムボックスに熱い青春を捧げたオール・ヤング・デューズが。
ビックリします。