NHK・FMラジオで「快適音楽」という番組を聞きました。2時間みっちりと音楽が聞ける内容でした。テーマは「電気」。
チチ松村さんの「電気ウナギ」という曲を聞きました。上野動物園の西園にまだ水族館があったコロの体験から作った曲であるのだとか。私も過去に、この水族館へは行ったコトがあります。
かなり大きな魚とか、その仲間の生物が無造作にカラダを横たえている感じの場所だったように思います。
ネットで調べたトコロ、92年にはもうなくなって、葛西にある水族館に引きつがれたのだとか。私が行ったのは90年前後だったと思いますけど、あの時すでにかなり末期だったんですね。
マディ・ウォーターズさんの「トム・キャット」という曲も聞きました。ワウを通したエレキギターが絡み合うかなり混沌としたサイケ風味の曲。ピート・コージー氏とかフィル・アップチャーチ氏が参加しているようです。非常に良かったのでアルバムが欲しいです。
ジャンピエーロ・ボネスキーさんの曲が非常に良かったです。ラウンジ系っていうんでしょうか。私が持っている音源からですと、エミル・リチャーズさんが近いのかな、と感じました。けっこうシンクのかかったエグいリードシンセが、しかし品よく絡む感じでした。古いリズム・ボックスが鳴ってる曲は良いです。
アート・リンゼイ氏の歌声も聞きました。「テンプロ」という曲でした。静かにバウンスするブラジル系のリズムにのせて、カスれた声でつづられるボーカル・ラインというリンゼイ氏の必殺技が炸裂する感じの曲でした。
ワルター・ワンダレイさんの「トゥルース・イン・ピース」やわらかなオルガンサウンドが心地良い曲でした。曲解説にそえられたピースなお話も非常に良かった。
スライ&ロビーのディープなダブ処理のほどこされた「スカル&クロス・ボーンズ」。非常に良かったです。エフェクターありきの曲が私は大好きです。
他にもビル・ローレンスさんの「ウー・バーン」だったり、エラ・フィッツジェラルドさんの「オー・レディ・ビー・グッド(オーケストラ・バージョン)」といった曲なども聞きました。非常に良かったです。
NHKラジオ第1「文芸選評」は川柳でした。小さなクモに驚いて非常に大きな声を出す。という内容の川柳。対比が効果的で面白かったです。