犬パトカー探求シリーズ(10)

cats-in-the-dog-car

 ラフスケッチ作成を進めている「小学生向けイラスト」なんですが、45点ほど出来まして、さきほど指定サーバにアップロードを終えたところです。
 のこりは10数点となりました。
 わりと面倒なブッケンがのこっておるワケなんですが、まぁなんとかして日曜日中に終わらせられると理想的かな…。と考えております。

 本日の「犬パトカー」は、操縦席のキャットおふたりです。
 この犬パトカー。先日申したとおり手塚治虫先生の著作に登場するパトカーにその範を求めて描いとるサイチューなんですが、実は現実世界に存在したカーのイメージというモノも私の頭の中にはあります。
 かなり昔の日本の自動車でスズキ社のスズライトです。具体的にはその商用バン・モデルですね。

 これがかなり冷蔵庫っぽい車というか、余分なものが付いていないというか、今の目で見ると明らかに必要なものすらついていないという気がしてならない簡素なカーです。
 おおざっぱに言うと、軽のバンなんですけど、いわゆる“軽規格”よりちょっと前になるんでしたかね。わかりませんけど。
 排気量300ccちょいみたいな世界です。
 今の感覚ですと、「そんなんで大丈夫なのか?」って感じなんですけど、実車を見ると「当時の日本人は全員小柄だったのか?」っていう別の疑問も湧いて参りますね。
 要するにすごく愛くるしいカーなのです。

 あくまで私の頭の中だけのおハナシになりますけど、手塚治虫先生が犬パトカーを描く際も当時の簡素な車の感じはイメージにあったんじゃないかと思っています。