れいせいではないクマ

roar-of-bear

 NHKラジオ「ひるのいこい」にて、都はるみさんの「10円ぽっちでごめんなさい」を聞きました。面白い歌でした。ノベルティ・ソングと言って良いではないかと思いました。
 「♪あら悪いわね 10円ぽっちでごめんなさいのサイ・サイ♪」というようなサビでした。

 「くらしの文芸」は電動アシスト自転車で通学風景を詠んだ句でした。

 ラジオ第2の「ニワトリ」のレクチュア。
 多くの日本人が心情的な理由でニワトリを食べる気になれなかったことを示す実例がいくつか紹介されていました。
 私の住む富士市にも近い、富士宮は白糸の滝(しらいとのたき)の付近でのエピソードも出てきてびっくりしました。「食べるなんてとんでもニャーだよ!」とか言われたのかしら、という感じです。
 要するにニワトリがかなりペット的な存在に近かったようです。現在の白色レグホンとはまた違って色彩的に豊かですし個体別に微妙に色合いが違っていたりすることから「ウチのトリ!」みたいな感じの愛着が生まれやすかったのかな、とも思いました。
 あんまり気にしないでパクパク食べていた人もいたのでしょうけど。

 いつも楽しみにしているラジオ第1の「すっぴん!」。ユージさんが思い出とともに好きな歌を紹介するコーナー。本日は映画のお話でした。
 80年代前半の「スカー・フェイス」という映画。子供時代のユージさんが、その地にちょうど住まわれていたということで、マブタの故郷の様子が記録されているという、特別な想いのある映画だということでした。
 最近ふと見返してみたら最初に見た時と随分見方が変わっていて驚いたそうです。自分が成長したことを映画に教えられるといいますか、そういうのってありますね。

 私の場合は「フランスの思い出」っていう夏休みに男の子が田舎の方でひと夏過ごすっていう映画です。
 かなり久しぶりに見たら見方が全く変わってしまっていてガクゼンとしました。
 最初に見た時、ハタチそこそこだったのに、私の心情が男の子サイドにあったのがそもそも間違いだったのかなとも思います。